Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入り、時々美味しい物も紹介します
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Blandy-les-Tours城とブロカント

2016年9月18日(日)、どんよりした天気の中まずはグレッツ・アルマンヴィリエ(Gretz-Armanvilliers)のブロカントへ。
花形リムのラヴィエとかル・クルーゼを見つけたものの、もう持ってるからいいかなと結局手ぶら。
小雨が降り始めたのでいったん家に戻りました。



この週末は「Journée européennes du patrimoine(ヨーロッパ文化遺産の日)」ということで、雨が降りそうで降らないという状態になったので前から気になっていたブランディー・レ・トゥール城へ。
ブランディー城の近くには、ヴォー・ル・ヴィコント城があって、そこには何度も来ているのにここはいつか行こうと思っていた所です。
城に行くまでに2か所のブロカント(レオウとヴォワズノン)へ行くもまたもや手ぶら…。




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文化遺産の日は無料で入場出来る上に、場内ではスペクタクルもあり、城の周りではブロカントも開催されていて一石三鳥、家族全員楽しめました。




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ブロカントでの収穫はホーローの青いロウソク立てのみ。





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14世紀に建てられた「Donjon 主塔」が見学の入り口。
6つの塔が残っていて(それぞれ名前がついています)、それを囲む城壁をぐるりと1周歩くことができます。




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展望台となっている屋上に向かう途中の階にはベンチと窓。





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昨年度学校で「城砦」について勉強した息子が家に帰ってから、教科書に載っている塔の中の様子を見せてくれました。
なるほど、分かり易い。




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屋上まで登ると良い風景が待っています。
こうやって上から見ると城砦の構造が良く分かります。
3本見える塔は左から、「Tour carrée 正方形の塔」「Tour nord 北の塔」「Tour justice 司法の塔」。
中庭には現存しないけど、13世紀に教会や領主の住まいが建てられたのがこの城の始まり、塔や城壁は14世紀に建てられた。




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ブランディーの街。




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展望台の足元、落下防止のバーがあるけど、隙間が大きくて結構スリルがある。




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屋上から3階部分まで降りて外階段へ。
ここから城壁を歩きます。
細い急な階段、ワクワクします!
これは主塔から見た「Tour des gardes 監視塔」。




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ヴォー・ル・ヴィコント城を通り過ぎて5Km程進むと、何本もの塔が見えてくるのですが、今も騎士が住んでいそうな雰囲気にどきどきしました、実際に城壁を歩くとさらに楽しい。




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15世紀以降は王族が住んだりしていたが所有者が次々と変わり、どんどん荒廃。

1707年、ヴォー・ル・ヴィコント城主が買い取ったが、ヴォーの領地の火災後の復興の為、ブランディー城の石を使うことに・・・。
18世紀にはルイ15世の財務大臣ショアズール公が所有者となったが、その後は瓦礫だけが残る姿だったらしい。





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1883年、ブランディー市長が買い取り、復興に向けて動き出し、1889年歴史的建造物に指定。
1970年代からアソシエーションやボランティアにより工事や保護が始まり、建築家による2年間の工事を経て、2007年のヨーロッパ文化遺産の日に一般公開が始まった・・・、というわけで、古そうに見えるけど、実はつい最近再建築されたばかりなのです。




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左から「Tour des archives 資料塔」、「主塔」、「監視塔」。
見学の出口は「Tour des archives 資料塔」です。




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城を見学し終えたところでスペクタクルの始まり。
アルチュール・ランボーの詩「酔いどれ船 Bateau Ivre」をテーマに、トランポリンと綱渡りを組み合わせたダンス+コンテンポラリーな雰囲気の音楽の生演奏などなど。

フランスでは文化遺産の建築物を背景に、音楽やダンスに触れる機会が多くて、こんな音楽やダンスがあるんだ!とという発見があり、子供には特に刺激になるようです。
この城では、文化遺産の日以外でも年間を通してこういった行事ごとを行っている。

ここ数年はいつもこの時期はブロカントの数が多くて、文化遺産の見学はしてなかったけど、今回はうまいこと城見学もブロカントも行けて充実した1日となりました。

Château de Blandy-les-Tours
Place des Tours
77115 Blandy-les-Tours
http://www.chateau-blandy.fr/

4月1日~10月31日 10時~12時半 / 13時半~18時
11月1日~3月31日 10時~12時半 / 13時半~17時
閉館日 火曜 / 1月1日 / 5月1日 / 12月25日
入館料 7€ / 18~25歳までと65歳以上は5€

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ヴォー・ル・ヴィコント城のクリスマス

明けましておめでとうございます。
2015年もこのブログ、どうぞよろしくお願いします。






新年早々、昨年のことに逆戻りですが、高カロリーなご馳走を食べ続けたノエルの後の12月27日、散歩がてらノエルのデコレーションが素敵なヴォー・ル・ヴィコント城へ行って来ました。
うちから30分ほどで行けるので時々行くのだけど、ノエルの時に行くのは初めて。

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城までの道沿いにはモミの木がずらり。
モミの木の足元からはクリスマスソングが流れていました。




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城の扉を開けるとまずは剥製のトナカイがお出迎え。





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この城を築いたニコラ・フーケの肖像画がある間は、白い羽根飾りのツリー。
幻想的で素敵です。





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おどけたピエロやキリンのオブジェがあって子供が喜んでました。
片付け大変そうと思わずにはいられないほどのこれでもかってくらいのデコレーション。
片付け大変だから・・・と隙間だらけの我が家のモミの木とは大違い。





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ミューズの間(Chambre des muses)は、鹿や鳥の剥製がたくさんでリアリティー満載。
普段展示されている家具調度品はほとんど取り払われていてノエルのデコレーションのみ。





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ギャラリー・ラファイエットもびっくり(?)な大ホールのドーム下の巨大ツリー。





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色使いのセンスの良さはため息もので、いかにもフランス風。




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各部屋の暖炉はちゃんと火が入れられていたことに感動。
暖房機とはちがう暖かさが心地良かったです。





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ビュッフェの間のテーブルコーディネートが圧巻。
ラデュレのマカロンのピラミッドがいくつもテーブルに並び豪華絢爛でした。
 




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厨房に置かれていたのは、レオニダス社製のなんと500㎏のショコラで作られた像(台座もショコラ)。
完成まで300時間を要したそう。
ショコラの香りが部屋中に漂っていました。





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ここは交通の便が良くない(車で行くしかない。パリから公共交通機関利用ならムランまで電車であとはタクシーでしょうか。)のでヴェルサイユに比べたら人も少なくゆっくり鑑賞できるし、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿を造るきっかけとなった城だけあって庭も内部も見応えある。

テレビのドキュメントで見たのだけど、現在の所有者一家が莫大な金額をかけて修復工事をし、経営面でもかなりやり手な方たち(ブティックで販売しているスカーフをまとった所有者夫人の等身大の立て看板があるあたりどんな人たちなのか想像がつく)で季節ごとにイベントを企画(夏の花火やキャンドルナイトなどなど)して集客している。
個人所有の城なのでミュージアムパスの利用不可、第一日曜も有料、9月の文化遺産の日は2割ほど安くなる。

城のサイトはこちら→
2015年は、ニコラ・フーケ生誕400周年なので何かイベントがあるようです。



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散歩がてら…のつもりがあまりの寒さ(氷点下でした)と強風のため庭に出るのは断念。
城内の暖炉の暖かさがありがたいほどの寒さでした。

実はこの城、ディカプリオの「仮面の男」が撮影されたところ。
実際に城内には鉄仮面の牢も再現されていて、行く度に写真を撮ってみるのだけど、「鉄仮面の男」が結構生々しいので保存したくなくて消去してしまう。というわけで今回も消してしまいました・・・・。

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Champs-sur-Marne城とシャンティイ焼

2013年9月14日(土)、ヨーロッパ文化遺産の日、この日訪れたのは77県・セーヌ・エ・マルヌのシャン・シュル・マルヌの街にある同名の城。
1707年完成。
ポンパドゥール夫人やシャルル・ド・ゴール夫妻も滞在したことがある。


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7年間の修復工事を経て今年6月末にオープンした際、初日に訪れた(上の写真はその時のもの)のだけど、イル・ド・フランスの中でも最も家具調度品が充実している城のひとつだけあってものすごく見応えがあったので文化遺産の日にも再度見学。





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これも6月のオープン初日の写真。
貴族のコスプレの方達が庭園を散歩中。
ヴェルサイユ宮殿やヴォー・ル・ヴィコント城の庭園設計をしたアンドレ・ル・ノートルの甥の息子であり弟子である、クロード・デゴ(Claude Desgot パレ・ロワイヤルの庭園も設計)の設計だけあって、小ヴェルサイユといった趣の庭園。





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あちこちに配置してある調度品のほとんどはシノワズリー(中国趣味)。





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地上階にある食事の間の前の廊下のキャビネに飾られているのはシャンティイ焼きの食器。

1725年にコンデ候・アンリ・ド・ブルボンによってシャンティイに創設されたPorcelaine Tendre 軟質磁器(ソフトペーストと呼ばれる陶器)窯。
1725年から1740年頃まで柿右衛門の写しで名声を得た窯だそうで、そのため窯があった通りは「日本通り Rue du Japon」と呼ばれていたそうだ。
しかし1792年には窯は閉鎖。





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青い濃淡の小枝の絵柄が優雅。
パッと見た時にはVilleroy & Bochの Vieux Luxemebourgの古いモデルかと思った。

確かシャンティイ城の中にもシャンティイ焼きが展示してあったように思うけど、シャンティイ城を訪れたのはかなり前なので記憶が曖昧、もう1度訪れたいものだ。





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大人用とは別に設けられている子供用の食事の間。





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CとLのモノグラム入りのコンポティエ。

歴代の複数の所有者の中にCとLのイニシャルの人が3人いるけど、シノワズリー趣味を持ち込み、ポンパドゥール夫人を招待したラ・ヴァリエール公爵(Duc de la Vallière)と呼ばれるルイ・セザール・ドゥ・ラ・ボーム・ル・ブラン(Louis César de la Baume Le Blanc 1708-1780 ルイ14世の愛妾のラ・ヴァリエール夫人の甥の息子)のものか、ずっと後(1895年)に所有者となったルイ・カエン・ダンヴェール(Louis Cahen d'Anvers)のものではないかと想像。





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18世紀の壁板には鳥の彫刻、壁布は黄色の絹の特別寝室(Chambre d'honneur)





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上記の部屋は記念切手にもなっている。

Château de Champs-sur-Marne
31 rue de Paris 77420 Champs-sur-Marne

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