Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入り、時々美味しい物も紹介します
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Gretz-Armainvillier のブロカント・ホーローのレードル

昨日の日曜(2013/04/28)は、パリの東40㎞のグレッツ・アルマンヴィリエへ。


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ゴルフ場や大きな池がいくつもある国有のアルマンヴィリエの森を抜けたところにある街。
この森、秋になるとキノコ狩りが楽しめて、一帯が真っ黄色に紅葉してとても美しい。
車道から森の中にいる野生の鹿が見えることもある。




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森を抜けてブロカント会場である街の中心部へ。
朝7時半、小雨が降る中、物好きにも出掛けて来たけど、テントのないスタンドはテーブルにビニールシートを被せているので、いちいちシートをめくって見ないといけないのが面倒…。





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ここで見つけたのは赤いホーローのレードル2本。
実はこれ、3月のTournan-en-Brie(トゥルナン・オン・ブリー)のブロカントで1度出会っている物。
値引き交渉決裂で買わなかったのをその後ずい分後悔していたのだけど、プロのスタンドだったので、この近辺(グレッツとトゥルナンは隣町同士)のブロカントにまた出店する可能性が高いと信じていたら、この日、出会うことが出来た。というのも・・・・・、





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2か月前のブロカントで買ったこの赤白チェックのホーローの鍋、これにぴったり合うんじゃないかと思ったから。
売主の言い値は前回と同じ、で、こちらの希望額も前回と同じ。そしたら今回はあっさり私の希望の値段で売ってくれて、1か月を経てはれて私の手元へ。よくぞこの1カ月間売れないで残っていてくれたものです。





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この鍋のためにこのレードルがある・・・、このレードルのためにこの鍋が・・・って感じでピタリ!
しかもこのレードル、ホーローの剥げもほとんどなくピカピカの良い状態。鍋の方も使用感なしの完璧な状態です。

ブロカントでの出会いは基本的に「一期一会」。
買うのをためらって一回りして戻って来たら、もう売れていて後悔することもしばしば。(私、そういう日は眠れません・・・)
でもプロの人達はあちこちの街のブロカントに出没するので、売れていなければ再会できるチャンスがある。
今回は幸運にも見つけられたけど、私の1カ月間の思いが通じたと思いたい。


2か所目に行くころには雨も上がり、晴れ間も見えてきました、それはまた次回。



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Maison-Alfort のブロカント・魚型石鹸置きなど

先週日曜(2013/04/21)は、パリの南東10㎞、メゾン・アルフォールのブロカントへ。


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ブロカント会場そばに建つノートルダム・デュ・サクレクール教会


アノンスではスタンド数300以上となっていたので、300~400くらいの心づもりで出掛けたら、おそらく600~700はあったんではないかと思う。確かに300以上、ではあるけれど、その2倍となるとペース配分が変わってくる。というのもお昼にここの隣町に住む友人宅のバーベキューに呼ばれており、とてもじっくり全てを見る時間がなさそうだったから。かなり早めに家を出ていたのだけど、その前にBonneuil-sur-Marne(ボヌイユ・シュル・マルヌ)の収穫のなかったヴィッド・グルニエに寄って来ていたのである。




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ブロカントとヴィッド・グルニエが良い割合で混じった大規模なもので、綿菓子やフリット、アヒル釣りの屋台もあって家族で楽しめるブロカントだった。こんなことなら収穫のなかったボヌイユに寄らず、直接ここに来れば良かったと後悔しつつ早歩きで見て回る。




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収穫は、1960~70年代のBVB社(ジャム瓶やコップを製造している)のガラスのメジャーカップ。

ホーロー引きの鋳物の魚型石鹸置き。

銀メッキのスプーン。




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うろこの部分が水切りになっていて実用的。




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このスプーン、Cuillère à glaçon(キュイエール・ア・グラソン)と言って、アイスペールから氷を取り出すためのもの。氷をすくいやすいように先端がギザギザで、水切りできるように菱形の穴が5個あいている。




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今までこのスプーンがなかったために、1度も使われることのなかったSUZE(スーズ)のアイスペールがやっと日の目を見る!

カフェなどで水差しとして使われていたSUZEのカラフは、初めて行ったブロカントで買った記念すべきもの。10年ほど前のことで、その頃ブロカントに関する知識は全くなく、ヴァンヴの蚤の市でこれを見て、そのぼってりした分厚いガラスと浮き出た文字、その字体に惹かれて買ったんだと思う。eBayでは時々見掛けるけど、ブロカントで今まで見たのは3回だけ。ペルノやリカールのカラフに比べたら珍しいものだと思う。


SUZEグッズを集めているわりには、薬草(リンドウ属の植物、Gentiane ジョンティアーヌ)から作られる食前酒、くらいの知識しかなかったため、ブログを書くにあたり調べてみたら、なんとこのお酒、メゾン・アルフォールが発祥の地。この偶然にちょっと興奮気味!大袈裟だけどなんかこう、引き合わされたというか・・・。
今ではペルノ・リカールの傘下にあるため、同じく薬草から作られているという共通点があるマルセイユ生まれのリカールのように南仏とか、薬草が採れる地方で作られていると勝手に思い込んでいたのだけど、こんなパリのすぐそばで作られていたなんて意外。

さらに調べてみると、興味深いことにこの街の聖アニエス教会(L'église Sainte-Agnès )の六角形の鐘楼が、その形から「SUZEの瓶」と呼ばれているという。
1933年に完成したこの教会、ここの教区民であったSUZEの創設者・ フェルナン・ムロー(Fernand Moureaux 1863~1956)氏が土地を提供し、建築費の80%を出資、1920年にローマ賞を受賞した建築家(Marc Brillaud de Laujardière)を自ら指名して完成に至ったのだそう。アールデコのモダンな教会は1984年に歴史的建造物に指定されている。

そしてさらに教会の完成から2年後、マルヌ川沿いにあった社屋をモダンに拡張した際、教会と隣接する大通り(17-23 AV du Général Leclerc /メトロ8番線のEcole vétérinaire de Maison -Alfort前)に、教会と調和するよう会社のファサード(Paul Fernardがデザイン)をアールデコ風にコンクリートで建築。1965年にペルノの傘下に入り、他の会社に工場を売却したが、ファサードだけは現存しており1993年にこれも歴史的建造物に指定された、そうだ。

「知らない」とはほんとに悲しいことで、あとで地図を確認したら、この教会とこのファサードがある通りを通って友人宅へ向かっていた。知っていたら立ち寄っていたのに。
でも今知ることが出来て良かった、今までは友人宅へ向かうために通り過ぎるだけの街だったのが、一気に興味のある街へと変わりました。




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これが「SUZEの瓶」と呼ばれる聖アニエス教会の六角形の鐘楼(写真はネットから拝借したものです)。



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パリ11区のブロカント・ヴィンテージ デュラレックス

思いがけずぽっかりと空いた時間が出来た先週土曜(2013/04/20)の午後、急に思い立ってパリ11区、ヴォルテール通り(Bd.Voltaire)のブロカントへ。
以前、パリのメトロの終点の駅がある街に住んでいた頃には、ヴァンヴの蚤の市とパリのどこかの通りでやっているブロカントに毎週末通っていたものだけど、さらに遠くの郊外に引っ越してからは週末パリで約束がある時にちょっと早めに家を出てブロカントをのぞく程度になってしまったので、久しぶりにじっくりと歩いてみた。



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古いヨーグルトの瓶のコレクションのスタンドとかあって、郊外のブロカントではこう充実したものはなかなか見れないのでやっぱりパリは良いなぁと思うのだけど、お値段も「パリ価格」。出店料が郊外の2倍、3倍だし、プロの店だから仕方ない。お店の人にいろいろ話を聞いて、眺めるだけ。目の保養になりました。




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そこでガラクタのダンボールの中から見つけたのがこれ。

本来なら3個1組であるはずの、お掃除用の粉を入れるホーローの容器。1950年以前のもの。

蓋。ガラスの蓋。ただの蓋だけ。というのも・・・・・、




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我が家にはヴィンテージ・デュラレックス(1950~1970年代のもの)のバター入れが2つあって、そのうちの一つは長いこと蓋がない状態。ブロカントではよく出回ってる物だけど、もちろん蓋だけ売ってくれるわけもなく、蓋だけをずっと探していたのです。
今回見つけたのは蓋だけ、本体はないとのこと。でも、これ、LAVERと記されていて、DURALEXとは記されてない。見た目、大きさ、デュラレックスのバター入れに合いそう、絶対合う、合わせてやる(無理!)と買ってきました。





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結果・・・、寸分違わずぴったり合いました!!

DURALEX(もしくは似たようなバター入れを作っているアルコロック ARCOROCか?)がLAVERというメーカーのために作ったノベルティ商品なのでしょうか。バター入れを作るくらいだから食品メーカーかなと思い、LAVER、食品、メーカーなどで検索してみたけど、なんせLAVERというのは「洗う」という動詞なのでそれに関することばかり出て来て見つけることができませんでした。

うちには他にもカップのない受け皿とか、受け皿のないカップとかが結構ある。というのも、買う時は勿論カップと受け皿ちゃんとセットで買うのだけど、中途半端なものを売主さんが黙って、勝手に、こそっと袋に一緒に入れるから。まぁ、割った時のスペアとしてとっておくのも良いかなとも思うのだけど、次回からのブロカントではその「相方」を探す、という目的も加わることになります。
そして、数か月後、数年後、別の場所で「相方」を見つけた時の喜びといったら!!達成感にも似たすっきりとした気分が味わえます。そういう探し物、探し方もブロカントの楽しみのひとつだと思う。




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そして、先にも書いた通りこのホーローの容器、本来は3個1組で、3個横に並べて置き、壁に掛けられるようなラックもセットになっている。大抵こういうのはプロのブロカント屋が扱っていてかなり高価。
SOUDEとは重曹、他の2つはおそらくSAVON(石鹸、たぶん粉石けん)、 CRISTAUX(洗濯ソーダ)。さっと掃除できるようにキッチンや浴室の壁に掛けて使っていたらしい。
これはダンボールの中に1個だけ転がっていたので、ハーブを植えてキッチンの棚に。この字体が好き。
長いこと時間を掛ければこれもいつか残りの容器2個とラックが見つかるかもしれない。



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Saint-Fargeau-Pontierry のブロカント・ティーポットなど

ブロカントでの私の最大の楽しみは、地べたに置かれたガラクタの入ったダンボール箱の中をあさること。「あさる」と言うとなんだか聞こえが悪いけど、フランス語には「古物商が古物をあさる」という意味の「Chiner」(シネ)という動詞が立派に存在し、古物をあさる人の事を男性形だとChineur(シヌール)、女性形だとChineuse(シヌーズ)と言う。

Chineuseになったつもりでダンボール箱を覗いてみる。地の色が白だかクリーム色だかも判別不可能なほど汚れている皿、新聞紙に包まれたままのコーヒーカップ、カトラリー、額縁、本などなど半端もののガラクタで溢れている。
見つけた食器にヘアラインがないか、漂白剤に漬ければ落ちる汚れや染みなのか確認する為に指で汚れを拭き取ってゆくと手はあっという間に真っ黒になる。
でもそうやって何かを見つけた瞬間、ガラクタが「私のお宝」に変身する瞬間の歓びと言ったら!!
テーブルに並べられたものを見つけた時の数倍も胸がドキドキ・バクバクする。
こんなダンボールが10個も並んでいたらもうその日のブロカントは大満足な気分。
逆にテーブルに綺麗に並べらていて、値段も貼ってあって、小汚いダンボールがほとんどない日のブロカントにはがっかりする。




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先週土曜(2013/04/13)のSaint-Fargeau-Ponthierryのブロカントでそうやってダンボールの中から見つけたのがこれら。ジャベル水(漂白剤)に半時間も漬けておいたら綺麗になりました。

上から、ドイツのビレロイ&ボッホ(Villeroy&Boch)のティーポット。1921~1933年までに製造されたもの。

真ん中は、ディゴワン・サルグミンヌ(Digoin Sarreguemines)の小さな長方形のオーブン皿。1920~1950年までに製造。

下は、K&Gリュネヴィル(K&G Luneville)の1890~1920年までに製造された小さなカップ。




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このディゴワンのオーブン皿、同じ色合いの円いラムカンは時々目にするのだけど、長方形は初めて見たので買ってしまったけど、この小さい皿(8cm x 15cm)で何を焼くのだろう?プチトマトやオリーブなど入れておつまみ用としても良いと思うけど、いまいちピンとこない。

そこでパピエダルメニイ(Papier d'Arménie)を燃やす皿として使うことにした。
アルメニアの紙という意味のこのパピエダルメニイ、フランスの薬局で手軽に買える紙のお香。
19世紀後半、フランス人の薬剤師がアルメニアを旅行した際に、殺菌剤として安息香を燃やしていたことをヒントにパリの隣町・モンルージュで1885年から製造されている。
スタンダードなものはバニラのような香り(ローズの香りもあり)、ベビーパウダーのような、甘いお線香のような、こどもの頃嗅いだおばさま方のおしろいの匂いのようななんだか懐かしい香りがします。
部屋にこもった匂いを消し、空気を浄化する作用もあり、風邪の感染予防にも効果があるのだとか。
うちでは揚げ物をした後には必ずこれを燃やしています。




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燃やさなくても置いておくだけで香るのでタンスに入れたり、クローゼットに吊るしてもいい。

このハンガー、手編みのニットでカバーされているお気に入りのハンガー。随分前にヴァンブの蚤の市で見つけたものだけど、それ以来お目に掛かったことがなく、もちょっと本数が欲しくて探しています。




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リュネヴィルのデミタスカップは、内側の底は気泡でぶつぶつがいっぱい、インクのかすれがあちこちに付いていて、手作り感が伝わってほっこりします。
一緒に合わせた緑のステンシル模様の皿も、同じ製造年代のヴェルノン(Vernon)というモデルのリュネヴィルの皿。機械で印刷されたものと違ってやっぱり良い。


さて、今週末もダンボールあさりに行って来ます!晴れますように!!


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Saint-Fargeau-Pontierry のブロカント・アロマ吸入器

昨日の土曜(2013/04/13)に訪れたのは、パリの南50㎞のサン・ファルジョー・ポンティエリー。
パリでは土・日にブロカントが開催されるけど、郊外ではほとんど日曜だけ。でもここは毎月第2土曜にポンティエリー駅前で開催されているらしい。


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野生の水仙が咲き乱れるサン・タッシーズの森(Bois de Saint-Assise)を抜け、セーヌ川を渡った所にある。





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プロのスタンドが多く、地べたに無造作に並べられたガラクタの入った段ボールの中から色々見つけました。




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その中の一つがこちら、ホウロウのInhalateur(イナラトゥール/吸入器)。
随分前から探していたのだけど、なかなか見つからず。探してたことも忘れていたら見つけてしまった。




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下の部分(写真左)に80℃くらいのお湯を縁から1㎝下まで入れエッセンシャルオイルを垂らし、上の部分(写真右)をはめ、イラストの如く口と鼻を吸入器に近付け、吸入口から出てくる蒸気を吸い込む、という器具。このコミカルなイラストもなかなかいい。

フランスに来てからというもの秋から冬にかけて咳が止まらない私。特に今冬は酷い咳の連続で肋骨辺りの筋肉まで痛み、医者に行って痛み止めを貰っても効かず、起き上がることもままならぬようになってしまったので救急に行き、レントゲンを撮って骨が折れてないか調べるという大騒ぎ。結局筋肉の損傷だけでオピウム(アヘン)入りの鎮痛剤で何とか治まりました。

薬局には、このイナラトゥール用の「PERUBORE」というラベンダー、タイム、ローズマリーなどのアロマオイルを含んだ錠剤(お湯に入れて溶かす)が売ってあるそうなので、今度の冬には咳がひどくならないようにこれを使って予防しようと思っています。

とりあえず家にあったオレンジのオイルを垂らして顔を吸入器に近付けたところぐんぐん蒸気が上がってきた。ラベンダーオイルとかだったら咳や鼻づまりにかなり効きそう。




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森で摘んできた野生の水仙、アールデコのモチーフが気にいっているサン・タマン(St-Amand)の花瓶に入れてみました。



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Noiseauのブロカント・イリゲーター

先週日曜 (2013/04/07)2か所目は、パリの南東25㎞のヴァル・ド・マルヌ(Val de Marne /94県)のノワゾー。セーヌ・エ・マルヌ(Seine et Marne /77県)の方から向かうと、見渡す限りの畑を突っ切った所にある住宅街。

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教会を中心に伸びる4差路に300ほどのスタンド。



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シャンパーニュ色のレースとか素敵!と思うのだけど、使いこなせないと勿体ないので眺めるだけ。




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ここで見つけたのは、テーブルクロス。
古いナップやナプロンに混ざって積まれていたけど、これは古くはなさそう。黒い部分が透かし彫りに見えてだまし絵っぽいところが気に入った。

ホウロウの白いイリゲーター。洗腸などする際にこれに薬液を入れて(2ℓ入る)、注ぎ口につないだホースで体内に取り込んでいた、と書くと、まぁ、そんな風に人が使っていたものを!なんて思われるかもしれないけど、入れていたのは薬液だけだし、何十年も経ってるし、第二の人生を与えようではないかと買ってみた。
ブロカントを扱う日本のネットショップなんか見ると、植物や花を飾ったり、キッチンでレードル立てとして使うのをすすめているようだけど、私は別の目的があって購入。




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トイレットペーパーを入れてトイレの壁に掛けてみた。
今の家に引っ越してきてそろそろ3年が経つというのに、ペーパーホルダーがなかった我が家。何かいい物はないものかとずっと探していて、つい最近このアイデアが湧いたのです。イリゲーターはブロカントでもよく見かけるものだけど、壁に掛けられるようになっているため、壁に接する面が平らで上から見るとかまぼこ型になっているものが多い。そうすると丸いトイレットペーパーが入らない。でも今回見つけたものは、壁に接する面が小さくほぼ円形、ぴったり入る!2個重ねて入れるとちょこっとはみ出るので取り出しやすい!と計算通り(一応計算していた)で自分では大満足なのだけど、どうでしょう?ヘンかなぁ?うちに来た人たちの反応が楽しみです。(欲を言うならこれが白ではなくピンクか水色ならもっと良かったんだけど…)




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さてこの日の3か所目は、ノワゾーから南に15分のセルヴォン(Servon)。
人通りも車の往来も少ないひっそりした中心部を通り過ぎた所に50ほどのスタンド。訪れる人も少なく閑散としたヴィッド・グルニエで収穫なしでした。

3か所廻ってここまで収穫がないのも珍しい。それなりに収穫があれば疲れも吹っ飛ぶというもの。でもこれから寒さも和らぎブロカントシーズンも本格的になって開催数も増えてくるので今後のブロカントに期待!!


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Rozay-en-Brie のブロカント・ジアンの小皿

昨日の日曜 (2013/04/07)は3つの街のブロカントへ。早朝の気温はまだマイナス。しかし3か所目に行くころには気温がぐんぐん上がって移動の車内には冷房。日差しが強くない分まだいいけど、久々の3か所はしごでかなりくたくた。

まずは1か所目、パリから東に50㎞のロゼイ・オン・ブリー。人口2700人、石畳に古い教会、木組みの家が残る小さな街。
カトリックとユグノー(プロテスタント)が対立した宗教戦争が始まってしばらくの1567年、カトリック側の国王シャルル9世と母后カトリーヌ・ド・メディシスを誘拐し、ユグノー陣営に巻き込もうと武装蜂起したユグノーたちの集合場所となったのがこの街。




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街のノートルダム教会は12世紀には建設が始まっていたらしいのでこの騒動を目撃していたのかもしれない。




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街の中心部にありながら人通りもないひっそりとした Rue Fromage(チーズ通り)の建物を見上げるとマリア像がはめ込まれている。





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傾いた木組みの家もあるし、石造りのレストランも可愛い。




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プロのスタンドもちらほら。この赤いディゴワンのカフェオレボールとか、テーブルに敷いてある La poste(ラ・ポスト/フランス郵便公社)の布が気になる、多分、集荷用の袋?




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くたくたになったわりにはここでの収穫はこれだけ、ジアン(Gien)の小皿。



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裏を見ると、TELETHON(テレトン) とLa posteと書いてある。
テレトンというのは、難病の子供達とその家族のためのチャリティーのことで、日本でいう24時間テレビみたいなもの。おそらくこれは、1998年にラ・ポストがテレトンの記念品としてジアン社に作らせたものではないかと思う。
この皿のモチーフは、古いジアンの皿にあるのとほぼ同じ模様なので復刻版みたいなものではないかと思っている。



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ヴィシー缶と「奇跡の粉薬」

少し前のブロカントで見つけたヴィシー・キャンディの大・小の缶。
ヴィシーというのは、フランス・オーベルニュ地方にある温泉保養地で、ミネラルウォーターや化粧品で知られている。そのミネラル塩で作られているのが消化に良いとされている、ラムネみたいなヴィシー・キャンディー。これは1940年前後のものと思われる缶。年代によっていろいろなデザイン、形があるのでコレクターが多い。

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黄色く変色しているし、中は錆びだらけだったけど買う気になったのはこの中身。大きい方を開けてみたらこんな物たちが・・・・・・・、





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ボタンや小さなホック、糸、細い布きれ、マッチ箱(の中にもボタン)、赤い小さな丸い缶とか入っていて裁縫箱として使っていたらしい。開けた途端、缶の錆びた匂いとカビっぽい布の匂いが。でも決して嫌な匂いではなく、何となく懐かしい感じ。





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その中に入っていた赤くて丸い小さな缶。(直径3,5㎝/高さ1㎝ ほんとに小っちゃい)
薬缶で「RHINETTE(リネット/商品名)、Poudre merveilleuse(プードル・メルヴェイユーズ/プードルは粉、メルヴェイユーズとは、奇跡のとか、魔法のとか不思議なという意味)鼻風邪と激しい頭痛に効く」みたいなことが書かれいる。メルヴェイユーズ!奇跡の粉!魔法の粉!なんて魅惑的な響き!それにこの字体がまたいい。調べてみたら1910年頃パリの薬局 G. Lecouveyから売り出された粉薬らしい。

1910年頃のパリ、アールヌーボーの華やかなベル・エポックの時代に奇跡の粉だなんて、想像が膨らみます。
細い紐や、小さなホックがたくさんついたコルセットを身に付けた女性が、細い指でこの小さな缶を開けて、奇跡の粉薬を使っていたのかなと・・・。
この薬がいつ頃まで販売されていたかは定かではないけど、ヴィシー缶が1940年頃のものとすると、戦争真っ只中の激動の時代、この缶の持ち主はもうコルセットなんてつけてないかな。

缶の中身はガラクタばかりだけど、その時代を生きた人の思い出が残っているようで捨てるのは忍びなくこのままとっておくつもりです。



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Tremblay-en-France のブロカント ル・クルーゼ

夏時間に切り替わったこの間の日曜日(2013/03/31)は、パリの北25㎞、シャルル・ド・ゴール空港すぐそばの街、トランブレー・オン・フランスへ。
義妹の家の昼食に招待されていたので、うちからの道中開催されていたこの街のブロカントに寄ってみた。
我が家では日曜に出掛ける用事があると、必ず途中にブロカントが組み込まれることになっている。
ブロカント会場は、見ただけで気が滅入りそうになるほどに同じようなアパートが林立する団地群(いわゆるシテ)の中、立地上目ぼしいものはなさそうな雰囲気で、300近いスタンドもおもちゃや服が山のように積まれていた。




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そんな中見つけたのは、バドンヴィレ(Badonviller)の青いチューリップ柄の皿。先週の Marles-en-brieで見つけたデザート皿(赤系)の色違いでそれより一回り小さいサイズ。




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ケーキを載せるには小さすぎるようなので、タルトレットとかプチフールが合いそう。
カップは、サン・タマン(St-Amand)のレイモン(Raymond)というモデルで、半磁器なのでとても軽い、たっぷり目のコーヒーを煎れるのにちょうどいい大きさで重宝している。




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そしてル・クルーゼ(Le creuset)3つで2€!!(しかも値切りなし)

直径20㎝のオレンジ色のスキレット / 直径18㎝の茶色のオーブン皿 / 直径16㎝の茶色のスキレット
恥ずかしながら、いまだに「2€」と「12€」の聞き取りに苦労している私、「deux euros」のxとeがリエゾンされると「douze euros」との区別がつかないのです・・・。3つで12€でもおかしくないと思ったけど、聞き返してみると2€!スキレットのひとつは縁のホウロウが剥げているのだけど、この値段なら気にするほどでもない!と迷わず購入。「気が滅入りそうな…」なんて失礼な書き方をしてしまったけど、そんな立地ならではのお値段。




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これは2か月ほど前のブロカントで手に入れた直径16㎝のオレンジ色のスキレットでタルト・タタンを作った時の写真。(お友達がスキレットをこうやって使っていたのを真似してしまった)オーブンにそのまま入れられるし、柄があるのでひっくり返しやすく、型から外しやすい。

皿は、バドンヴィレのガストン(Gaston)というモデル。こういう幾何学模様も食卓をきりっとさせてくれてなかなかいい。

スプーンとフォークはモノグラム入りのクリストフル(Christofle)製。




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ブロカントなキッチン用品満載の料理の雑誌、「SAVEURS」には時々このスキレットが素敵な使い方で登場する。



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