Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入り、時々美味しい物も紹介します
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Sucy-en-Brieのブロカント・竹模様のカフェオレボウル

2013年9月15日(日)の3か所目は、94県のスーシー・オン・ブリー。


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街の中心部全ての通りに張り巡らされたブロカントも、併設の移動遊園地も大規模で、15時頃到着したのですべて回りきれなかったのが残念。
メゾン・アルフォールとかリメイ・ブレヴァンヌとか94県では大規模ブロカントの開催が多い。





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食べ物の屋台も充実していて(普通はサンドイッチにソーセージ、フリット、チュロスくらいしかない)、大鍋で作られるパエリアやタルティフレット、煮込み料理の数々、ケバブ、アンドゥイエット、アンティーユ諸島のカレーやお惣菜、ワインの試飲、サロン・ド・テのケーキなどなど。
アンドゥイエット大好物な私はお昼を済ませて来た事をかなり後悔。





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ここで見つけたのは、リュネヴィルのカフェオレボウル。





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ピンクや黄色の柄もあるけど緑だと竹に見えてしまう。
布きんにありがちな格子模様なのでフランス人は、Torchon vert(トルション・ヴェール/緑の布きん柄)と呼んでいるよう。





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映画を見る時はつい、どうしても小道具に目がいってしまいます。
19世紀後半~20世紀半ばが舞台のフランス映画だと、ストーリーそっちのけで小道具を見るのに忙しくて内容を理解する為に2回観ることもしばしば。

「アメリ」の中でも、あー、これはサン・タマンのキャニスターだとか、ディゴワンのバスクシリーズかHBCM(クレイユ・モントロー)のベアルンシリーズの皿だとかそんなとこばかり。

好きな映画のひとつ、ジェラール・ジュニョ主演の「バティニョールおじさん(Monsieur Batignol) 」も、おぉ、これは!とか、これ欲しいなぁなどと小道具に注目してしまった映画でした。
バティニョールおじさんが経営する豚肉加工品店のファサードの字体や色、配達の車、寝室に置かれた陶器の洗面用水差しなどなどブロカント好きにはたまらない小道具の数々。





MONSIEUR BATIGNOLE 3

舞台は1940年頃の戦時下のフランス。
台所や食事のシーンではホーローのお鍋やカフェオレボウルが登場。

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Gretzのブロカント ル・クルーゼ リラ色のスキレット

2013年9月15日(日)の2か所目は、1か所目のトゥルナン・オン・ブリーの西の隣町、グレッツ・アルマンヴィリエ(Gretz-Armanvillier) 。
10月も後半にさしかかろうというのにいまだ9月の分が終わってませんが、のんびり更新します・・・。


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ブロカント会場は、ヴァル・デ・ダム城 (Château du Val des Dames) の敷地内。
医学アカデミーの会員だった小児科医のユティネル教授 (Victor Henri Hutinel 1849-1933) の私邸として自らの設計で建築された城。





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広大な敷地内には、ユティネル教授やその友人たちが世界中を旅行した際に持ち帰った珍しい樹木(中国のセコイアとか)が多数植えられている。





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ここで見つけたのは、ル・クルーゼのスキレット、直径16㎝。
グレーのような、ごくごく淡いリラ色。

ル・クルーゼはベルギーのDescowareやオランダの Druといった鋳物会社を吸収合併した際に、デザインもそのまま引き継いでいる。
このスキレットのデザインはDescowereやDruのフライパンによく似ている。





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うちではタルト・タタンを作る時にこのスキレットが大活躍。
なぜか大きな型で作ると上手くいかないのだけど、この大きさのスキレットだと綺麗に出来上がる。
が、小さいので2、3人分くらいしかできないので、いくつかあると便利、これで3個目。





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タルト・タタンにちょうど良いと言いつつ、作ったのはりんごのクランブル。
料理でもデザートでもスキレットごと食卓に出してもさまになる。

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10月16日 マリー・アントワネットの命日

10月16日はマリー・アントワネットの命日
(1793年10月16日没)

パリのどこかのカフェでは毎年命日にファン(?、王党派?)が集う、というのをテレビのニュースで見たことがあっていつか参加してみたいと夢見ている。
私が革命当時に生きていたらきっと全国民の2%の貴族組ではなく、98%の農民組だったと思うけど。
農民だったら飢えと重税に苦しみ、貴族だったら優雅な生活一転、亡命かギロチン送り、どっちもどっちだけどこの時代を高みの空から覘いてみたい。





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セーブルの硬質磁器に、台座もセーブル焼きの胸像。
多分、ルイ・シモン・ボワゾ(Louis siomon Boizot 1743-1809 / セーブル磁器製作所の彫刻工房長、ルーブル美術館にはボワゾ作の驕慢な表情のマリー・アントワネットの胸像が展示してある)作の彫像をモデルに作られたものだと思う。





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ブログのプロフィール写真にも使用している皿の数々。
絵柄はほぼ同じだけど、皿の大きさ、色、縁のデザインは様々、窯元はほとんどがSt-Amand。
ブロカントでコツコツ集めているが、ルイ16世とかポンパドゥール夫人など王家に関係のある人物の絵柄12種類ほどあって、セットでしか売らないという売主さんも多く、マリー・アントワネットのだけ売って欲しいという交渉が失敗の場合は諦めている。





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これはもう6,7年も前にエクサン・プロヴァンスのアンティーク屋で見たマリー・アントワネット自筆の署名が入った従兄・コスタ枢機卿(Cardinal Costa)宛ての手紙(手紙本文は書記によるもの)。

ジュ・ド・ポームの誓いの翌日、バスティーユ陥落3週間前(1789年6月21日)の日付が見える。
イタリアの古文書館らしき検閲印も押されていたが、本物なのかどうか、本当に従兄の中にコスタ枢機卿という人物がいるのか、物としては高いのか安いのか判断もつかず。
もちろん買っていない、4000€だった!
許可を得て写真はたくさん撮らせてもらった。

マリー・アントワネットの伝記の著者であるシュテファン・ツワイクによると、マリー・アントワネットのあらゆる書簡を研究し、書簡集を出版したフイエ・ド・コンシュ男爵は本物の手紙類を研究するだけにとどまらず、なんと筆跡を真似、偽造文書を作成しパリの商人を通じて売り、それが1950年代頃からパリの競売会に現れるようになった、とのことだ。
マリー・アントワネットが手紙にサインしたのは稀だったらしい上に、その偽造されたサインは本物と見分けがつかないほどの出来栄えらしい。





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こちらはカルナヴァレ博物館に展示してある、クリスタルと銀のメダイヨンに入れられた髪の毛。

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Tournan-en-Brie のブロカント・ホーローのロウソク立て

2013年9月15日(日)、秋のブロカントシーズン真っ盛り。
この日は私が住んでる県では40か所以上、うちから片道15㎞内だけでも8か所ほど開催。
そのうち4か所廻って収穫があったのは3か所。

1か所目はパリの東40㎞のトゥルナン・オン・ブリー。


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ここで見つけたのはホーロー製の燭台。





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Rat de cave(ラ・ド・カーヴ / ワイン蔵のネズミ)と呼ばれているもので、地下室やワイン蔵に降りて行く時に使われていたもの。





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元々、鉄製の燭台の持ち手がネズミの尻尾に似ていることからラ・ド・カーヴと呼ばれるようになった。

たまたまこのブロカントの翌日、France 5 で放送されていたモーパッサン原作の「Miss Harriet」のテレビドラマを見ていたら、この鉄製のラ・ド・カーヴが至る所に出てきた(台所の飾り棚にはルーアン焼のキュ・ノワールも)。
宿屋での食卓の上、寝台のそば、夜中に家の中を歩く時など。
これを見るまではカーヴに降りて行く時だけ使うものと思っていたけど、日常的にも使っていたらしい。

France 5では「 Chez Maupassant 」というタイトルで、モーパッサンの短編小説のテレビドラマを時々放送している。
映像が美しく、1880年代頃の情景がよく分かるし、台所や食卓の小道具が気になって仕方ない。
しかし、モーパッサンの本を読んだ時以上に、いつもテレビを見た後は衝撃的な哀しい結末に色々考えてしまってその夜は眠れなくなる。





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さて、この街ではルゼール(Rouzaire)のブリー・チーズ
今回買ったのは、クロミエ(Coulommiers)
ブリー・ド・モー(ブリーチーズと呼ばれるものは全国に40種類ほどあって、その中でも人気なのがブリー・ド・モーとブリー・ド・ムランだそうだ)よりクセがなくまろやか、だけど塩味がかなりしっかりついている。
しばらく室温に置いてとろりとなったところをパン・ド・カンパーニュに載せて食べると美味しい。

皿は、サン・タマン(St-Amand)の「bryan(ブリアン)」というモデルで1932年に作られたもの。
ステンシルの微妙な濃淡の青と、ぼってりとしたバラが可愛らしい。





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街外れでは牛や、羊、馬が多く見られる。多分、この辺りの牛からとれた牛乳がブリーチーズの原料?

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Champs-sur-Marne城とシャンティイ焼

2013年9月14日(土)、ヨーロッパ文化遺産の日、この日訪れたのは77県・セーヌ・エ・マルヌのシャン・シュル・マルヌの街にある同名の城。
1707年完成。
ポンパドゥール夫人やシャルル・ド・ゴール夫妻も滞在したことがある。


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7年間の修復工事を経て今年6月末にオープンした際、初日に訪れた(上の写真はその時のもの)のだけど、イル・ド・フランスの中でも最も家具調度品が充実している城のひとつだけあってものすごく見応えがあったので文化遺産の日にも再度見学。





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これも6月のオープン初日の写真。
貴族のコスプレの方達が庭園を散歩中。
ヴェルサイユ宮殿やヴォー・ル・ヴィコント城の庭園設計をしたアンドレ・ル・ノートルの甥の息子であり弟子である、クロード・デゴ(Claude Desgot パレ・ロワイヤルの庭園も設計)の設計だけあって、小ヴェルサイユといった趣の庭園。





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あちこちに配置してある調度品のほとんどはシノワズリー(中国趣味)。





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地上階にある食事の間の前の廊下のキャビネに飾られているのはシャンティイ焼きの食器。

1725年にコンデ候・アンリ・ド・ブルボンによってシャンティイに創設されたPorcelaine Tendre 軟質磁器(ソフトペーストと呼ばれる陶器)窯。
1725年から1740年頃まで柿右衛門の写しで名声を得た窯だそうで、そのため窯があった通りは「日本通り Rue du Japon」と呼ばれていたそうだ。
しかし1792年には窯は閉鎖。





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青い濃淡の小枝の絵柄が優雅。
パッと見た時にはVilleroy & Bochの Vieux Luxemebourgの古いモデルかと思った。

確かシャンティイ城の中にもシャンティイ焼きが展示してあったように思うけど、シャンティイ城を訪れたのはかなり前なので記憶が曖昧、もう1度訪れたいものだ。





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大人用とは別に設けられている子供用の食事の間。





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CとLのモノグラム入りのコンポティエ。

歴代の複数の所有者の中にCとLのイニシャルの人が3人いるけど、シノワズリー趣味を持ち込み、ポンパドゥール夫人を招待したラ・ヴァリエール公爵(Duc de la Vallière)と呼ばれるルイ・セザール・ドゥ・ラ・ボーム・ル・ブラン(Louis César de la Baume Le Blanc 1708-1780 ルイ14世の愛妾のラ・ヴァリエール夫人の甥の息子)のものか、ずっと後(1895年)に所有者となったルイ・カエン・ダンヴェール(Louis Cahen d'Anvers)のものではないかと想像。





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18世紀の壁板には鳥の彫刻、壁布は黄色の絹の特別寝室(Chambre d'honneur)





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上記の部屋は記念切手にもなっている。

Château de Champs-sur-Marne
31 rue de Paris 77420 Champs-sur-Marne

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