ブルゴーニュの小さな村めぐり②Flavigny-sur-Ozerain
2か所目に訪れたのは、ジュリエット・ビノシュ主演「ショコラ」のロケ地となった黄金の丘、コート・ドール県(Côte-d'Or)のFlavigny-sur-ozerain。
1か所目のNoyer-sur -Sereinからディジョン方面に約1時間。
ブルゴーニュ運河沿いを通り、TGVの駅があるMonbard(モンバール)を通過し、山を越えて超えて(こんな山の中とは想像してなかったのでびっくり)到着。
人口300人、ここも「フランスの美しい村々」に認定されている村です。
もうひとつこの村が有名なのが、アニスのボンボン。去年だったかテレビでここの工場でボンボンを作る過程を放送していたけど、アニスの小さな種に何重にも砂糖を掛けてあるもの。
工場兼ブティック(写真奥)のそばにはレトロな店の車が。
このアニスのボンボン、パリでもキオスクや空港の土産物屋に置いてあって、缶が可愛いものだから、どんな味かも知らずに初めてパリに来た時に買ってしまったら、もの凄く苦手な味だった。
試食が置いてあったのでレモン味を試したら、これは美味しかった。
缶やパッケージ、どれもレトロだけど優雅で可愛らしい。
タチアオイが花盛り。
店といえばレストラン、カフェ、食料品店、アニスのボンボンのブティック、ギャラリーが一つずつくらいしか見あたらない、とてもとても静かな村。時間が止まったような錯覚に陥ります。
1時間もあればくまなく通りを歩ける。
中央のアーチ型の格子の窓がある家が映画「ショコラ」の中でブティックだったところ。教会広場のすぐ脇にある。
1度素通りしてすぐそばのカフェで休憩して、「ショコラ」のブティックだった所はどこだろう?とカフェに掲げてある街の案内板を見たらすぐ横にこの家。でも空き家だし、映画の時とは窓やドアの色が違うしで全く気が付かなかった。
これが日本ならきっと誰かがチョコレート屋を開くに違いないんだろうけど。
時が止まったままの村では誰もそんなこと考えもしないらしい。
暑かったので教会広場に面したカフェで一休み。
映画の中ではこの教会前に人物像が建っていて、ジュリエット・ビノシュが村長と言い合いをした後、腹いせに像を蹴るシーンがあったのだけどセットだったようです。
冷えたグロゼイユのジュース(1リットル瓶5,60ユーロ)で生き返りました。
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