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Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入りの紹介、フランス各地を訪れた旅の記録。
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モントロー・フォール・ヨンヌ散策・ナポレオンのモントローの戦い

モントロー陶器美術館の後は、街を少しだけ散策しました。





1814年2月18日、ナポレオンはロシア遠征失敗後、自分が指揮するフランス軍対オーストリア帝国・ヴュルンテンベルク王国連合軍(一般に言われるオーストリア軍・プロシア軍)の戦いで、皇帝時代最後の勝利のひとつを収めたのがここモントローの地、ということで街のあちこちにナポレオンの軌跡が見られます。




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モントロー陶器美術館の地上階にあるナポレオンの展示室。






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ナポレオンの一生を描いたモントロー窯の絵皿。








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1814年9月19日、ナポレオンからベルトラン侯爵に宛てられたエルバ島で書かれた手紙。






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展示室にはその戦いの様子を説明するビデオが流れており、ナポレオンが勝利した街ということを街を挙げてアピールしている模様。
戦いは1814年2月18日14時に開始し、18時頃終了。
たった4時間だった・・・。






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モントローでのフランス軍、連合軍の守備位置。
地形的には200年前と変わっていないので、こうやってみるとリアル。






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ジオラマも展示してあってなかなか分かりやすい。

1814年のフランスは、北東にオーストリア軍・プロイセン軍、北西にスウェーデン軍、南方にイギリス軍が包囲、ナポレオン軍は少ない兵で絶望的で、3月31日パリ陥落。
4月にエルバ島に追放されたので、2月のモントローの戦いはその直前の出来事。

当時のモントローの人口は3300人の小さな街。
戦いでは両軍合わせて1000人以上が犠牲になったという。






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陶器美術館を出て街を歩いてみました。
美術館のすぐそばに建つのはゴシックのノートルダム・サン・ルー参事会教会。
ミサ以外は閉まっているとのことで中は見れませんでした。






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ヨンヌ川に架かる橋を渡ります。






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橋の真ん中はヨンヌ川とセーヌ川が合流する地点で、レジオン・ド・ヌール広場があります。
この写真に見えるのはセーヌ川。






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そこに建つのはナポレオンの騎馬像。






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騎馬像の向かいにナポレオンの戦いの様子が描かれた天幕が張られているはヨンヌ川沿いの古城 (Vieux château)。






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1015年に建てられ、1437年の百年戦争で大きな被害が出たそう。
時代を経て領主が変わり、城から裁判所になったり、兵隊の官舎となったり、橋建設のため大部分を失うことになったりしたようだが、現在はモントロー市の所有となり工事中で、2019年6月に工事終了予定らしい。

これが城?と疑いたくなるほど普通の建物だけど、1000年も前はドンジョンを持つ立派な城だったようだ。
それで、ナポレオンに関する博物館になるのか、何のための工事をしているのかいまいち分からない。







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美術館で流れていたビデオで、戦いの時の大砲が壁にのめり込んで保存されている家が2軒あると言っていたので、調べて行ってみた。
ひとつは「14 Quais de Seine 」(セーヌ河岸 14番地)
錆びた砲弾がめり込んでます、家自体は古そうには見えないけど。

もうひとつはプロヴァン通り(Rue de Provins)にあるということだけど、番地が分からないうえに、通り沿いではなく、通りから見える所とあるので中庭でしょうか、車でゆっくり通っただけでは見つけることはできませんでした。
観光案内所で聞くと教えてくれるかも。






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川の対岸は高台になっているので登ってみました。

モントロー陶器美術館
2 Place René Cassin
77130 Montereau-Fault-Yonne

モントロー観光案内所
29 avenue du Général de Gaulle
77130 Montereau


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モントロー陶器美術館②

モントロー・フォール・ヨンヌのモントロー陶器美術館の続きです。

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ショーケースの中に収められているのは、見た瞬間わぁーとため息が出てしまった「JAPON」シリーズ。

2017年頃だったかな、最近の寄贈品だったと思う。

状態が良くないものもあるけど、これだけ揃っていると圧巻です。






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このジャポンのシリーズ、ジヴェルニーのモネの家のダイニングに飾られていることでも有名です。






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日本の昔の家にあったような白地に青の柄が懐かしいような、でも形がやっぱり西洋的なちょっと洗練された感もあります。

実家にあった伊万里焼きの唐子のお茶碗みたいです、古臭いなぁと思っていたけど、年を取ったせいか最近良いなぁと思うようになってきた。






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見る度に茶わん蒸しに最適だなと思うクリーム用蓋つきボウル。
ネットオークションにもかなりの数出ているジャポン、欲しいけどなかなかのお値段です、ブロカントでは状態の良い物みたことないし、いつか手に入れたいです。






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洗面用具一式のモデル別の一覧表。
こういうのが面白い。






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こちらは食器一式。
大皿、スープ入れ、ソース入れ、ディナー皿、デザート皿などなど。
モデルによって少しずつ内容と形が変わっていて見ていて飽きない。
右下にあるのが「JAPON」。






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ティーセットの一覧表。
右端には「JAPON」の色や装飾の詳細、カフェ用ポット、紅茶用ポット、それぞれのカップ&ソーサー、砂糖入れ、ミルク入れの項目がある。
数字がサイズなのなんなのかは不詳。






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「KYOTO」というモデル名が付いた食器。
金箔が張ってあったり、凹凸があるように見えるだまし絵タイプ。
1876~1884年の物。






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ブロカントでも比較的良い状態で、よく見かける「フローラ」というモデル。
ぱっと見、ジャポンに似ているけど、あまり好きではないのでブロカントではいつも素通りします。






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シノワズリのシリーズ。






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下絵だけど、額装されていると立派に見えます。







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HBCMの刻印があるバスク柄の「Bearn ベアルン」。
これは好きなモデル。






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こんなにたくさん揃っている、欲しい!!
これもブロカントでは良い状態のってあまりないのです。






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カフェオレボウルやティーカップ。
この大きな筆でさらっと描いた風が好きではないので、こういうのもブロカントでは素通りしているけど、こうやってまとめて重ねてあると可愛いと思ってしまった。

右奥のは時計とだけ書いてあるけど、キャニスター兼時計ではなくて、キャニスター型の時計なんだろうか?






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昔工場があったところだし、もっと古い物がたくさん時代別に並んでいるのかなと期待していたほどの数はなく(400点が展示されているそう)、個人コレクターのちょっと大きい版みたいな感じ、でも陶器好きには居心地の良い空間でした。
小さい美術館だから見学時間はあまりかからないので、モントローの近くのブロカントに来たついでに寄ってみるくらいの感覚で訪れるといいかもしれません。

Le musée municipal de la Faïence
2, Place René Cassin
77130 Montereau
開館日 毎週水曜・日曜 10~12時/14~18時

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モントロー陶器美術館①

2019年になりました。
大晦日のお昼ご飯に年越しそばを食べながら紅白を見、夜は鶏団子鍋、元旦はご近所さん一家と手巻き寿司パーティー、日本のお正月気分で食べまくってごろごろしておりましたが、クリスマス休暇最後くらい出掛けようと、77県のモントロー・フォール・ヨンヌ (Montereau-Fault-Yonne ) にある、モントロー陶器美術館 (Musée de la Faïence) に行ってきました。



毎週水曜と日曜の10時から12時、14時から18時までしか開館していないので、ずっと訪れたいと思っていたのになかなかタイミングが合わずやっと行くことができました。






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小さな広場に面した小さな美術館の壁はモントローの食器のだまし絵が描かれていてとっても可愛い。






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地上階にはモントローが戦地となったナポレオンの戦いがテーマの展示品(今度アップします)、陶器の展示は1階に2室、2階に1室だけのこじんまりした内容(入場料4ユーロ)で、30分もあれば十分。






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モントローといえば「オクトゴナル」。
アイボリーや白の無地もいいけど、黒の転写のも素敵です。

1755年にモントローに陶器工場が作られ、イギリスのウエッジウッドに負けないような陶器作りを目的に、白地に鉛釉のファイアンス・フィン(磁器のような陶器)が生み出されます。






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説明書きには制作年代と裏の刻印も書いてあって分かりやすい。







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色見本や、皿の縁取りの型など。







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この縁取りのモデル名は、「マリー・アントワネット」。
モントローにもこの名の皿があったとは知らなかった、ブロカントで探してみたい。
ボルドー色の三本線にパステル色の小花が可愛らしくて、マリー・アントワネットのイメージにぴったりです。







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スタンプや絵付けの筆もありました。
こういう制作過程で使用される道具を見るのって面白いです。






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釉薬や絵具も。
多分これらの色を使って、「マリー・アントワネット」シリーズが絵付けされているのだと思う。






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ステンシル用のブラシ。







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カフェ・オレ・ボウルのカタログや試作品のデッサン。







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スタンプは「HBCM」(製造期間は1920~1955年)。






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1796年、工場がイギリス人オーナーの手に渡った後、銅板転写技術による陶器づくりが始まりました。
その転写紙が展示されています。

1819年クレイユに買収され、1840~1895年まではクレイユ窯(クレイユは1895年閉窯)、1920~1955年まではショワジー・ル・ロワと共同で制作されました。
モントローは1955年、閉窯。






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銅板転写による陶器。
「家族の一生」というモデル名のシリーズ。
制作時期は1849~1867年

展示品の多くが寄贈されたもので、このシリーズもマダム○○さんとムッシュー○○さんによる寄贈、と書かれてありました。
2018年9月寄贈とあったのでつい最近。
数年後行ったらまた展示内容が増えているかもしれません。
大量のシリーズものとか、古い物、珍しい物など古い家の屋根裏部屋から出てきた物を寄贈されたのかなと想像しました。


美術館の写真、まだまだあって長くなりそうなので次回に続きます。

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