Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入りの紹介、フランス各地を訪れた旅の記録。
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Maison-Alfort のブロカント・魚型石鹸置きなど

先週日曜(2013/04/21)は、パリの南東10㎞、メゾン・アルフォールのブロカントへ。


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ブロカント会場そばに建つノートルダム・デュ・サクレクール教会


アノンスではスタンド数300以上となっていたので、300~400くらいの心づもりで出掛けたら、おそらく600~700はあったんではないかと思う。確かに300以上、ではあるけれど、その2倍となるとペース配分が変わってくる。というのもお昼にここの隣町に住む友人宅のバーベキューに呼ばれており、とてもじっくり全てを見る時間がなさそうだったから。かなり早めに家を出ていたのだけど、その前にBonneuil-sur-Marne(ボヌイユ・シュル・マルヌ)の収穫のなかったヴィッド・グルニエに寄って来ていたのである。




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ブロカントとヴィッド・グルニエが良い割合で混じった大規模なもので、綿菓子やフリット、アヒル釣りの屋台もあって家族で楽しめるブロカントだった。こんなことなら収穫のなかったボヌイユに寄らず、直接ここに来れば良かったと後悔しつつ早歩きで見て回る。




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収穫は、1960~70年代のBVB社(ジャム瓶やコップを製造している)のガラスのメジャーカップ。

ホーロー引きの鋳物の魚型石鹸置き。

銀メッキのスプーン。




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うろこの部分が水切りになっていて実用的。




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このスプーン、Cuillère à glaçon(キュイエール・ア・グラソン)と言って、アイスペールから氷を取り出すためのもの。氷をすくいやすいように先端がギザギザで、水切りできるように菱形の穴が5個あいている。




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今までこのスプーンがなかったために、1度も使われることのなかったSUZE(スーズ)のアイスペールがやっと日の目を見る!

カフェなどで水差しとして使われていたSUZEのカラフは、初めて行ったブロカントで買った記念すべきもの。10年ほど前のことで、その頃ブロカントに関する知識は全くなく、ヴァンヴの蚤の市でこれを見て、そのぼってりした分厚いガラスと浮き出た文字、その字体に惹かれて買ったんだと思う。eBayでは時々見掛けるけど、ブロカントで今まで見たのは3回だけ。ペルノやリカールのカラフに比べたら珍しいものだと思う。


SUZEグッズを集めているわりには、薬草(リンドウ属の植物、Gentiane ジョンティアーヌ)から作られる食前酒、くらいの知識しかなかったため、ブログを書くにあたり調べてみたら、なんとこのお酒、メゾン・アルフォールが発祥の地。この偶然にちょっと興奮気味!大袈裟だけどなんかこう、引き合わされたというか・・・。
今ではペルノ・リカールの傘下にあるため、同じく薬草から作られているという共通点があるマルセイユ生まれのリカールのように南仏とか、薬草が採れる地方で作られていると勝手に思い込んでいたのだけど、こんなパリのすぐそばで作られていたなんて意外。

さらに調べてみると、興味深いことにこの街の聖アニエス教会(L'église Sainte-Agnès )の六角形の鐘楼が、その形から「SUZEの瓶」と呼ばれているという。
1933年に完成したこの教会、ここの教区民であったSUZEの創設者・ フェルナン・ムロー(Fernand Moureaux 1863~1956)氏が土地を提供し、建築費の80%を出資、1920年にローマ賞を受賞した建築家(Marc Brillaud de Laujardière)を自ら指名して完成に至ったのだそう。アールデコのモダンな教会は1984年に歴史的建造物に指定されている。

そしてさらに教会の完成から2年後、マルヌ川沿いにあった社屋をモダンに拡張した際、教会と隣接する大通り(17-23 AV du Général Leclerc /メトロ8番線のEcole vétérinaire de Maison -Alfort前)に、教会と調和するよう会社のファサード(Paul Fernardがデザイン)をアールデコ風にコンクリートで建築。1965年にペルノの傘下に入り、他の会社に工場を売却したが、ファサードだけは現存しており1993年にこれも歴史的建造物に指定された、そうだ。

「知らない」とはほんとに悲しいことで、あとで地図を確認したら、この教会とこのファサードがある通りを通って友人宅へ向かっていた。知っていたら立ち寄っていたのに。
でも今知ることが出来て良かった、今までは友人宅へ向かうために通り過ぎるだけの街だったのが、一気に興味のある街へと変わりました。




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これが「SUZEの瓶」と呼ばれる聖アニエス教会の六角形の鐘楼(写真はネットから拝借したものです)。



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