Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入りの紹介、フランス各地を訪れた旅の記録。
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フランス南西部の旅 (8) Conques

今回の旅、最後の村は、ミディ・ピレネー地方アヴェイロン県のコンク。

コルド・シュル・シエルから約120km北上した所にあります。




ユネスコ世界文化遺産にしてされている村、そしてここもサンチャゴ・デ・コンポステーラに至る「ピュイの道」の参詣地。


 


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家の壁にも、家の木の部分にも、通りの花壇の枠にもホタテマークが見られます。

駐車場の入り口には係りの人がいて料金4€と引き換えに、村の紋章であるホタテの意匠のシールをくれます。
車検済みシールと同じつくりで、駐車中はフロントガラスの内側に貼っておきます。
2015年いっぱい有効。年内にまた来ることはないけど、記念に貼ったままにしています。




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ブリューゲルの絵画の中の農民たちが住んでいそうな中世のままの村。




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べこべこした鱗のような瓦が特徴的。





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ペストや飢饉により住民が激減したり、プロテスタントによる教会の略奪、フランス革命中はコンクの修道院も活動を禁止されたりと19世紀には寂れた山村だったのを、フランス歴史記念物監督官のメリメ(1801~1870年)の訴えにより、保存と修復が行われました。




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ここもまたガタガタな石畳に、狭い坂道。
ベビーカー担当の夫、今回の旅は、「ヴァカンスだったの?スポーツだったの?」と言ってましたが、
ロカマドゥールでもコルドでもここでも、駐車場でトレッキング用シューズに履き替えている人が多かった。




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どこから撮っても絵になる風景です。




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中世にタイムスリップしたかのような色味。
 



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ブロカント屋ものぞいてみました。
女主人が階段を上った中二階の窓辺で本を読んで店番していて、売れても売れなくてもどうでもいいわ的なのんびりした店でした。




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良い眺め、ちょうどこの景色が見える家、「売り家」の看板が出ていました。
旅先でいつも不動産屋の広告をチェックするのですが、さすがにここはまず引っ越し荷物を運ぶのが大変そう、そして日常生活も老若男女問わず厳しそう。




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11~12世紀にかけて建てられたロマネスク様式の聖フォア修道院。




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修道院正面の「最後の審判」のタンパン。
向かって左側が天国、右側が地獄。




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修道院裏。
空っぽだけど生々しい石棺。




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4世紀にアジャンで殉教し聖人に列せられた聖フォアの聖遺物を、866年にコンクの僧侶が盗み(10年間住み込んで信頼を得たところで盗むという手の込みよう)聖フォワ修道院に祀ります。
この後いろんな奇跡が起きたため、寄進が相次ぎ、聖フォアの座像も宝石や黄金で飾られるようになったそうだ。

写真右側は聖遺物や宝物が展示されている宝物殿Trésor。

左手に見える円形の井戸みたいなものは中に水が入っていて、中央のホタテの置物にコインを投げて当たると願いが叶うというもの。




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聖女フォアの聖遺骨を納めた座像、結構大きくてびっくり、60センチくらいあったかも。
顔の部分は5世紀頃の作品。
宝物殿の中は写真撮影禁止なのでこちらは拾い画。
宝物殿に展示されているオブジェの写真や説明はこちら→Trésor d'orfèvrerie de Conques

私たちが宝物殿に着いたのは18時10分、閉館まであと20分しかなかったので大人は割引料金の4,20€(通常6,20€)でいいと言われました。
20分では不充分なのかと聞いたら、展示数は少なくて一室しかないから充分とのこと、ラッキーでした。
詳しい入場料金表→




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こちらは修道院の真裏にある巡礼者用の宿泊施設。
普通の旅行者も泊めてもらえるようで、ちょうど旅行の出発前ごろにテレビでコンクのドキュメンタリーをやっていてそう言っていたと記憶している。
ただし夜のミサに出席することが義務付けられていたようだ。
とても興味があるので子供が小さくなかったらここに泊まってただろうな。

こちらのサイトから部屋の様子、料金が見れます→




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村のパン屋で売っているここのスペシャリテ、「La Conquaise ラ・コンケーズ」というクルミ入りサブレ。
この辺りはクルミの産地でもあるので村にはクルミ油を売る店もあった。
見た目は固そうにだけど、ホロホロっとくずれて意外と柔らかい。
バラ売りで5個買って食べ歩きしました。




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同じパン屋に売っていた地元のお菓子2種も購入。
左は、「Fouace フーアス」というオレンジの花の香りが効いた、しっとり感と甘みの少ないキャトル・キャール(パウンド・ケーキ)みたいなもの。
香りはいいんだけど、パサパサしていてちょっと苦手でした。
この日泊まったホテルの食堂にはそこのマダムが作ったというフーアスを売っていて、そちらはドライフルーツも入っていて見た目美味しそうだったけど、コンクで買ったこれ、結構大きかったので諦めました。

右は、「Bâton du Pèlerin バトン・デュ・ペールラン」巡礼者の杖という意味。
かまどの前の回る串に生地を垂らしながら焼いたもので、卵とバニラの味がしっかり感じられる意外と固いお菓子。

コンク観光局のサイトはこちら→

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4 Comments

香織 says..."No title"
こんばんは☆
日本は夜中の2時です(笑)
素敵な旅ですね~(*´∇`*)
行ってみたくてウズウズしてます‼

来週の(金)には飛行機でフランス‼
ソワソワしながらそれまでに仕事を少しでも終わらせなくていけないので
夜中までの仕事が続いてます(>_<)
でも憧れのフランスのためだから頑張ります‼

行くまでに少しはフランス語を覚えたり調べてノートにまとめたり
したかったのに全く時間が取れず…
フランス語の旅用本を片手に行く予定で
すっごく不安です(´д`|||)
英語なら付き添いで来てくれる旦那サンが出来るのですが…

食事をするにもフランスの習慣が分からないし
分からないだらけで恐ろしいです(ToT)

なんか暗い文面になってしまってスミマセン(ToT)
またblogの更新を楽しみにしてます(*^^*)
2015.10.02 02:29 | URL | #- [edit]
Mica says..."Re: No title"
香織さん、こんにちは。
もうすぐ出発ですね。わくわくの反面、言葉の通じない国に行くのは不安ですよね。
取り敢えず、お店に入る時とか人に話しかける時にはbonjour、会計後や注文したものが運ばれて来たら merci、店を出る時は au revoir、この3つさえ押さえとけばなんとかなります!
ガイドブックに載ってるお店や有名ブティック、大きなデパートでは英語が通じますし、短い滞在日数ですから、行きたいとこ行って、食べたいもの食べて、あまり気負わないで楽しんで下さい!!
2015.10.02 18:02 | URL | #- [edit]
Noel says..."No title"
コンク!!先週行きましたが、「美しい村」を巡った中では一番気に入ってます。屋根瓦が薄い丸い石で、可愛い外観ですよね。聖フォア教会前のタンパンでは長々と画面の説明を受けました。この10枚目のお写真の左隅に見える聖ヤコブの像のある店でお昼をとりました。クルミのケーキ、日本で昨夜、食べましたが、おいしかったです。かわいらしい家々の前に収穫したクルミが干してあったこと、覚えています。
2015.10.03 09:53 | URL | #- [edit]
Mica says..."Re: No title"
noelさん、こんにちは。
コンク、素晴らしい村でしたよね、観光地化してるけどちゃんと修復されて景観が保たれてて感動しました。
あ、その聖ヤコブのあるオーベルジュに泊まりたかったんですけど、ホテル前まで車でアクセスできないので今回は諦めました。(乳幼児がいるので荷物が多くて)食事美味しかったですか?
いつか村内のホテルに泊まって早朝の村の様子も見てみたいです。
2015.10.03 16:54 | URL | #- [edit]

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