Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入りの紹介、フランス各地を訪れた旅の記録。
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フランス北東部の旅⑥Varennes-en-Argonne

モンメディを後にして、バル・ル・デュックの宿泊先に向かう途中に寄ったのは、ヴァレンヌ・オン・アルゴンヌ。







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225年前、1791年6月の「ルイ16世一家ヴァレンヌ逃亡事件」逮捕の地。

ヴァレンヌ逃亡事件についてはこちら→





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街の中心部にあるノートルダム教会。
1914年~18年の戦時中にほとんど破壊されて再建された。




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教会入り口付近に事件の容貌が書かれたプレートがありました。





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教会の向かいのカフェ、「グラン・モナルク」。
革命当時は宿屋で、ここにモンメディへ向かう為の替え馬が用意されていた。





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国王一家はヴァレンヌに到着してから30分以上も替え馬の場所を探して彷徨っていた。
パリでも出発が遅れ、途中の街でも替え馬のトラブルだとか馬車の事故だとかで時間が取られ、モンメディに向かう予定時間はかなり遅れていた。





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カフェのすぐそばを流れるエール川を渡ると、ルイ16世通り。

革命後、共和国になってから国王の名前のついた通りや広場は改名されて、(例えば、パリのルイ15世広場は現在コンコルド広場に改名)存在しないと思っていたら、当のこの地に存在していたとは!
フランス革命当時は「バス・クール通り」だったので、近年になって改名されたんだと思う。






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ルイ16世通りの左手にある「ルイ16世の塔」と言われる時計塔。





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塔には2つのプレートが掲げられている。





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1791年6月21日23時と24時の間、昔、城の教会があったこの場所で、モンメディに向かうルイ16世一家をサント・メネウー(駅長)のドルーエとその仲間ギヨームと憲兵隊により逮捕。
その場所があった所に1793年、時計塔が建設された。
しかし1914年9月14日、敵(=第一次世界大戦中なのでドイツ軍のこと)により火災。
戦後、塔は建て替えられた。






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この塔は教会の手前にあった「宿屋 金の腕」の代わりに建てられた。
1791年6月21日、ここでドルーエ(サント・メネウーの駅長・革命派)がルイ16世一家を逮捕。





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塔の向かいにあるのは、ヴァレンヌの代訴人・食料品店を営むソースの家があった所。
ドルーエから連絡をもらっていたソースは、自分が国王を逮捕するのはおこがましいと、取り敢えず旅券を調べる為に時間がかかるので家に泊まるよう勧めた。





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6月21日の夜、ルイ16世一家はソースの家の2階で食事したり、睡眠を摂ったりして、翌日パリに向けて出発。
ここも第一次世界大戦中に破壊。





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革命当時の人口は1300人ほど。
現在は700人弱の小さな街での大騒動が想像できないほど今は静かでのんびりした街です。
いつか来てみたいと思っていたヴァレンヌ、念願叶いました。

実際に訪れてみて、当時の騒動を思いっ切り想像、妄想しました。
マリー・アントワネットが生涯の半分以上を過ごしたヴェルサイユ宮殿より、断頭台にひたすら向かう為に数時間過ごしただけのこの街のほうが、何か思うところがありました、行って良かった。

★アルゴンヌ地方観光局HP
http://www.tourisme-argonne.fr/


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3 Comments

みき says..."No title"
ルイ16世一家ヴァレンヌ逃亡事件の話をMicaさんのブログで初めて知りました。王家の望んだ亡命叶わず、焦り、絶望。時系列で見ていくと王家の運命はどこで狂ったのか、想像がふくらみます。フランスの民衆はさすがという感じです。今のマニフェストも(CGT)フランス代々のこんな血がそうさせているのかもなんて思っちゃいました。
2016.06.23 17:54 | URL | #- [edit]
Mica says..."Re: みきさん"
こんにちは。
逃亡に関してだけ言えば、当時GPSや携帯電話があったら成功してたんだろうなと思うと、たった200年余りの間の技術の進歩は凄すぎますよね。
歴史の足跡を辿るのは本当に面白くて、当時この道を馬車で走ったのかななんて想像するとこちらは車で移動してるのになんだかドキドキしました、完全にオタクですね・・・。
現在のストとかデモとか見てると確実にその血が引き継がれてますよね、過激なデモ行進とか見てると、あぁ、やっぱりフランス革命起こした民族だ、と思ってしまいます。
2016.06.24 16:57 | URL | #- [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.08.23 16:34 | | # [edit]

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