Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入りの紹介、フランス各地を訪れた旅の記録。
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フランス南西部の旅③Montauban

1週間過ごしたキャンピング場をあとにして、この日からは北上しながら旅行の続き。



この日はモントーバン観光。
目的は大好きな画家の一人、ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル(Jean-Auguste-Dominique Ingres 1780 -1867)の美術館を訪れること。

2006年のルーブル美術館でのアングルの回顧展が素晴らしすぎて、今でも時々あの展覧会良かったなぁと思い起こす日々。

当時はルーブルの年間パスを持っていたので、この展覧会にも列に並ばず優先的に入れた為、5回見に行った。

(余談で、ルーブルの展示物を全部見るとしたら、全長45キロメートル歩かなければならないそうで、一年掛けて制覇する為にパスを買い、週に1~2回、1年間で50回ほど通った。
展示品は全て見たと思うけど、見たいと思った絵がなくて尋ねたら、展示されていなかった。
日の目を見ない倉庫にある物も含めたら、相当な数の所蔵品、さすがルーブル。)




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生誕地モントーバンに美術館があると知って、行かねばならぬと期待していた。

右手の建物、17世紀の旧司教館(Ancien Palais Épiscopal)がアングル美術館となっている。

建物の地下2階部分はポン・ヴュー(古橋)のたもとにもなっていて、無料の駐車場が広がっているのでそこに車を停める。
街なかや通りの駐車場は有料。
地下2階部分から橋の高さ(=美術館の地上階)までは階段でも上れるし、エレベーターもあるのでベビーカーでも楽々。




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アングル美術館
http://www.museeingres.montauban.com/
19, rue de I'hôtel-de-ville
82000 Montauban

開館日
11月1日~3月31日 10時~12時、14時~18時(月曜と日曜午前は閉館)
4月1日~9月30日 毎日10時~18時
10月1日~31日 毎日10時~12時、14時~18時

閉館日 
1月1日、5月1日、11月1日、12月25日

入場料 7ユーロ
割引料金 3,5ユーロ
(私たちが行った10月下旬は、割引料金適用だったみたいで、大人2人で7ユーロでした、2歳と7歳の子供たちは無料)




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アングルの彫像。

館内は同じくモントーバン出身のアントワーヌ・ブールデルの彫像もたくさん展示されていました。




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Angélique

他にもアングルの弟子の絵や、ダヴィッド、ミニャール、ドラクロワなど有名画家の絵も多い。
アングルがイタリア滞在時代に収集したイタリア絵画の展示室もある。




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Madame Gonse

ルーブルの回顧展では、この「Madame Gonse マダム・ゴンス」のような肖像画がたくさんあって、ドレスのひだや絹の光沢、レースが実物のようでえらく感動した。
ここでも肖像画がたくさん見れると勝手に思い込んでいたら、これくらいしかなくてちょっと残念。
ある意味、アングルの肖像画ファンにはお勧めできない美術館。

よく考えたら肖像画は被写体本人か家族に依頼された物だから、個人蔵が多くてここにあるわけないのかな。




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フランス語に「Violon d'Ingres アングルのヴァイオリン」という表現がある。

趣味でヴァイオリンを弾いていたアングルの腕前はプロ級と言われたことから、本業以外の他の分野でも才能を発揮することを指す言葉として使われるようになった。




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展示室にはデッサンが入ったキャビネがあって、自由に引き出しを開けて見れる。




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ここは陶器の展示室。
絵画だけでなく、陶器や、モントーバン近郊で出土した遺跡、修道院の遺物などもあって盛りだくさんな美術館、そういう意味では色んな分野が楽しめて良い。




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デルフト焼、ムスティエ焼、ルーアン焼、中国の磁器や、モントーバン病院から寄贈された陶器の薬瓶などズラリ並んでいて圧巻。




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こちらは地下2階のガロ・ロマン時代や、モントーバン近郊で発掘された13~4世紀頃の遺跡物が展示されているところ。




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上階の展示室はモダンに改装されているけれど、ここへ降りる階段とかこの展示室はまるで中世にタイムスリップしたかのような空間。
17世紀の司教館だっただけに当時を彷彿とさせます。
この空間を見るためだけでもここに来る価値があると思ったくらい。




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美術館を堪能した後は街歩き。
街の中心部、プラス・ナショナル(ナショナル広場)。
天気が良く、25度ほどの陽気な天気でした。




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赤煉瓦の建物に囲まれたアーチのある広場、美しいです。





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古橋を渡って、対岸からのアングル美術館。

中心部にぎゅっとブティックやカフェが集まっている典型的な地方都市。
街歩きだけでは物足りないし、美術館に行かなければ時間を持て余しそう。
似たような雰囲気ならもっと大きなトゥールーズの方が見所も多い。
モントーバンに行くならアングル美術館が必須だと思いました、特に地下二階のあの遺跡の空間、もう一度訪れたい。

モントーバン観光案内所
http://montauban-tourisme.com/
4 rue du collège
82002 MONTAUBAN

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