Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入りの紹介、フランス各地を訪れた旅の記録。
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フランス南西部の旅⑥Sarlat-la-Canéda

明けましておめでとうございます。
冬の間、私が住んでいる辺りはブロカントはないので、まだしばらくは南西部の旅の記録です。
春が近づいてブロカントが始まったら、今年もまたブロカント精力的に回ろうと思っています。




今回の旅で一番期待していたペリゴール南部の中心地、サルラ・ラ・カネダ。




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中世~ルネッサンス~17世紀の建物が残り、街全体が博物館のような美しさ。




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16世紀の詩人、ミシェル・ド・モンテーニュ(16世紀ルネッサンス期の哲学者)の友人だったエチエンヌ・ドゥ・ラ・ボエシ (Étienne de La Boétie 1530-1563)の生家。

1525年に建てられたイタリア・ルネッサンス様式の装飾が素晴らしい(20世紀に入ってすぐに修復された)。




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9世紀にはローマ教皇庁の直轄となり、英仏百年戦争(1337~1453)では1360年に英国領になり徹底的に破壊され、10年後フランス王国領に戻り、宗教戦争時にはこの後私たちが訪れるチュレンヌの村の領主・チュレンヌ子爵の侵略で荒らされたりと、かなり過酷な運命を辿った街。

荒れ果てる度に修復され復興し、のちの1962年、文化相アンドレ・マルローによる歴史的街並み保存のための法律(マルロー法)適用第1号の街となり、美しい街並みが復元・保存されている。




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17世紀のブルジョワジーのジッソン邸、内部見学できます(しなかったけど・・・)。

ジッソン邸の前は、Place du Marché aux Oies(ガチョウ市広場)と呼ばれ、ガチョウの像があります、フォアグラの産地なだけに。
子供たちの写真撮影スポット。

Manoir de Gisson ジッソン邸
Place des Oies
24200 Sarlat-La-Caneda
http://www.sarlat-tourisme.com/manoir-de-gisson

【料金】
大人 7ユーロ / 6歳~15歳 3,5ユーロ / 学生 6ユーロ

【開館日】  ★入館は閉館時間の1時間前まで
2月、3月、10月~11月半ばのヴァカンス中 10時~18時
4月、5月、6月、9月 10時~18時30分
7月、8月 10時~19時
クリスマス休暇中 10時~17時




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この広場の周りには、ジッソン邸の他、15世紀のHôtel de Vassal(ヴァッサル邸)、Hôtel Plamon(プラモン邸)など重厚で華麗な邸宅が立ち並んでいて、子供っぽいガチョウとの対比が面白い。




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ペリゴール地方の名産、フォアグラ、クルミオイル、乾燥セップ茸などの名産品を売る店がたくさんある。
「黒い」赤ワインで有名なカオールの街も近いのでもちろんワインも豊富に並んでいる。




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子供連れでのレストランが面倒くさくてピクニックを貫いていましたが、美味しいものをその土地で食べたい欲には勝てず、ここではレストランへ。
やっぱり前菜にはフォアグラ、メインは鴨胸肉、デザートはクルミのケーキ。




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毎週土曜には市場が開かれるリベルテ広場。
この日は平日だったので朝市はなく、周辺のレストランやカフェのテーブルや椅子が張り出していました。

大きな扉のある旧サント・マリー教会の中は常設の市場となっています。

この街で育った建築家ジャン・ヌーベル(パリのあのガラスのアラブ世界研究所をデザインした)が改装した。
教会に、鉄の分厚い大きな扉を付けて、市場にしてしまうとは!
一方で中世の街並みを残しつつも、斬新さを忘れないところがフランス人らしい。
ルーブル美術館にガラスのピラミッドと同じ感覚。





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市場の中ではフォアグラ、セップ、クルミなどが並んでいました。
このクルミのお菓子、素朴で美味しそう。




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とにかくレストランの数が多い。
メニューを見るとどこもたいていフォアグラやカスレ、鴨のコンフィ、鴨胸肉、セップ茸入りオムレツなどの南西部料理。




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サン・サセルド大聖堂(Cathédrale St -Sacerdos)。




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大聖堂の裏に建つのは、「Lanterne des morts 死者の角灯」。




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通りの建物と建物の間に突如現れる泉 (La fontaine de st Marie 聖マリアの泉)。
泉の隣のレストランでは食後に洞窟の見学をさせてくれると、表に貼り出したメニューに書かれていました。

私達が食べたレストランの奥も、トイレに行った際に見たら、大きな石の柱が上階まで貫いていて、幅の薄いゆったりとした優雅な階段があって見とれてしまいました。
17世紀の建物で、上階は住居になっているそう。




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半日あれば回り切れる街。
でも不揃いだけど、同じ色だからか統一感がある色んな構造の重厚な建物に囲まれていて、2,3日歩き回っても飽きないと思う、素敵な街でした。




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大聖堂や広場がある側から、モダンで幅の広いレピュブリック大通りを渡った地区も路地が多くて、見ごたえのある建物が迷路のように並んでいる。

サルラ・ラ・カネダ観光案内所
http://www.sarlat-tourisme.com/la-ville-de-sarlat
3 rue de Tourny
24200 Sarlat la Canéda

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2 Comments

Noel says..."サルラ"
新年おめでとうございます!2015年9月21日にサルラに行きました。ガチョウ像はフォアグラの産地だからだったのですね!?その背後の家、Hotel de Vassalは15世紀の家で、中央部の半円塔屋みたいな建築の形が可愛くて、記念撮影しました。どんぐりのようなLanterne des Mortsも死者に捧げられた建物かもしれない、と思いつつも、可愛い!と記念撮影。セルブというホテルに泊まりました。この青空、南西フランスの秋の素晴らしさを思い出しました。
2017.01.02 19:04 | URL | #UUQ0yeLk [edit]
Mica says..."Re: サルラ"
Noelさん、明けましておめでとうございます。
サルラは凝った建造物が多くて本当に楽しめました、洗練された街の雰囲気で、美味しい物もあるしでここは南西部に行く人にはお勧めしたい街です。
死者の角灯は何の目的で作られたかは諸説あってはっきりしてないとのですが、死者の鎮魂のためでしょうね。
サルラを訪れる前日までは、半袖で過ごせるくらい暖かくて、やっぱり南は良いなぁと思っていましたが、サルラで急に寒くなりました、それでも良いお天気でたくさん歩けて良かったです。
翌々日、パリ郊外の我が家に戻ってきたのですが、パリが近づくにつれどんより重たい雲に覆われたグレーの空になって、旅も終わりかぁと気まで重くなり、あぁ、やっぱり南は気分が明るくなって良い所だと実感しました。
2017.01.02 22:58 | URL | #- [edit]

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