Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入りの紹介、フランス各地を訪れた旅の記録。
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パリ散歩①コニャック・ジェイ美術館

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寒さがほんの少し抜けた2月上旬、花屋には春だなと感じさせる黄色いミモザが並びはじめました。
うちからパリまでは電車で30分程だけど、たまにはゆっくりしようということで、一泊二日のパリ散策へ。




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マレ地区から歩きはじめ。
まずはコニャック・ジェイ美術館へ。
多分15年ぶりくらいの来訪。
16世紀の貴族の邸宅のドノン館が、パリ市立美術館の一つとなっている。





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1869年に開業、2005年に閉店したデパート、サマリテーヌの創始者、エルネスト・コニャック(1839-1928)とマリー・ルイーズ・ジェイ(1838-1929)夫妻の18世紀の絵画や家具、装飾品のコレクションを展示。





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筒状の入れ物はメッセージ入れ。
18世紀にはこの中に書簡を入れてやり取りしていたのでしょうか?

数年前の小箱(煙草入れ、つけぼくろ入れなど)を集めた企画展ではマリー・アントワネットの肖像画の小箱も展示されていたのですが、見に行けなかったので係りの人に尋ねてみたら、それは通常は展示されていないとのことで残念でした。





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華奢な書き物机やゴブラン織りの椅子があるサロン。
ブーシェとブーシェ派の絵があり18世紀ロココ満載の部屋です。




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ヴァトー(1684-1721)の絵もあります。





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左側のオーバル型の絵、写真が切れていますが、1年前にリュクサンブール美術館の「フラゴナール展」でも見たフラゴナール数点もここの所蔵。




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ミニチュアール(綿密画)のコレクションも素晴らしい。




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廊下には、左手前の赤いドレスの肖像画はナティエが描いたマダム・レグザンスカ(ルイ15世妃)。
突き当りには、モーリス・カンタン・ドゥ・ラ・トゥール(1704-1788)の「舞踏会の衣装を着たド・リュウ夫人の肖像」。
エリザベス・ヴィジェ・ル・ブランが描いた肖像画もあり、展示数は少ないけど見どころが多い。





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ジョルジュ・ジャコブ(1739-1814)が製作したポーランド式寝台(1785頃)。
ヴェルサイユ宮殿で使われていたものらしい。

Musée Cognacq-Jay 
http://museecognacqjay.paris.fr/
8, rue Elzévir 75003 Paris
開館日 火曜~日曜 10時~18時
月曜と祝日は閉館
通常の展示は無料(企画展は有料)

無料だし、マレでの買い物途中にちょっと寄って目の保養する分にはこじんまりしていて良い美術館ですが、企画展がなかった期間で見れる展示室も少なかったせいかちょっと物足りない気がしました。
ということで、マリー・アントワネットのものを眺めてこようとコニャック・ジェイ美術館真裏のカルナヴァレ博物館に行ったら、なんと2019年末まで改修工事のため閉館とのこと、長い…。





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美術館を出て歩いていたら、以前からヴィエイユ・ドュ・タンプル通りを通る度に気になっていた煤けた重厚な壁と、固く閉ざされた黒い大きな扉のアムロ・ド・ビスイユ館 (l'Hôtel Amelot de Bisseuil)。
なんと赤い扉に塗られ、壁は明るく洗われて中にはCHANELのブティックが。

2017年5月までの期間限定でオープン。
月曜~日曜 11時~19時まで
47 rue Vieille du Temple





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中庭のファサードも美しい。




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数年前に撮っていた写真、以前はこうだった。
通りの中でここだけ煤で汚れていた。
テレビで見たけど、莫大な修復費が必要なため手つかずで、かつては「フィガロの結婚」の劇作家・ボーマルシェも住んでいたといっていたけど、朽ちてはいるけど豪華だったろう内部ももったいないなと思っていた。

マレにシャネルなんて似合わないなと思ったけど、価値ある邸宅を修復してちゃんと残してくれるなんてさすが大きなメゾンです。

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2 Comments

Noel says..."ため息"
フランスのアンティークが大好きで、こういうお屋敷は外装・内装・展示品、すべてに目を奪われます。しかも、無料なんて。どうやって維持費をねん出しているのでしょう!?壁一面の細密画を見ると、写真のなかった時代、それに代わる肖像画が当時のセレブ達の息遣いも感じさせますね。ここ数シーズン、Chanelは価格がますます高くなっているのに、デザインの対象が若くて迷走している感があり、カールの発想も枯渇しているか?と残念なのですが、貴重なお屋敷を手入れしての店舗展開、良いことを伺えました。
2017.02.10 08:45 | URL | #UUQ0yeLk [edit]
Mica says..."Re: Noelさん"
Noelさん、こんにちは。
パリ市立美術館は他にもいくつかあって、パリ市が経営しているので無料のようです。
展示の充実さに関わらず無料で見れるのは本当に有難いです。
大きな美術館や城もいいけど、貴族の邸宅だったところで、当時の装飾品を見るの、大好きです。
以前、旅先で貴族の邸宅だったところに住んでる人から、建物や庭が荒れ果ててるけど手入れするにはたいそうお金が掛かるので、大きな会社の支援があればいいのに…という話を聞いたことがあるので、シャネルの件はなるほど、こういうことか・・・と思いました。
シャネルの場合は期間限定なので、その後どうなるのかはわかりませんが、せっかくの遺産物なのでちゃんと管理してほしいなぁと願ってます。
2017.02.11 02:42 | URL | #- [edit]

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