ロワール~ブルゴーニュの旅⑤Auxerre⑴
サン・ファルジョーから一時間弱、オクセールに到着。
日本のガイドブックなどには「オーセール」と書いてあるけど、夫に聞いたら「オクセール」と発音するんじゃないか?ということだったので、オクセールと書くことにします。
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正しい発音は「オーセール」とご指摘いただきましたので、以下、訂正いたします。
サン・テティエンヌ大聖堂の目の前に車を停めて散策開始。
11世紀のロマネスク建築だったけど、1215年に壊れ、13世紀から16世紀にゴシックに再建された。
向かって左側の北塔の高さは68メートル。(パリのノートルダム寺院のは69メートル)
南塔は建設されず。
Cathédrale Saint-Étienne d'Auxerre
Place Saint-Étienne
89000 Auxerre
正面入り口の中央扉のタンパン(建物入り口上のアーチ状の壁面)のアーキヴォルト(archivolt アーチに沿って付けられた装飾)。
13世紀の彫刻が素晴らしいのですが、人物像の首はほとんどもぎ取られています、16世紀の宗教戦争での被害らしい。
怪物だか犬だかが人を飲み込もうとしているのがなんだかユーモラス。
13世紀のバラ窓も、他のステンドグラスも素晴らしかった。
柱頭には様々な人物や怪物の顔。
うっすらとフレスコ画も残っています。
ジャンヌ・ダルク像。
1429年2月27日日曜日、シノンに行く途中この大聖堂に寄ったと書かれています。
大聖堂前の通りにあるアンティーク屋。
店内を見たかったけど、お昼過ぎに到着したので昼休みで閉まっていました。
でも店の前には売り物の椅子とか出しっぱなし・・・。
木組みの家に囲まれた15世紀の時計塔。
ルーアンみたいな街並みです。
時計塔を反対側から見ると、オーセール生まれの文学者、フランス革命前後に執筆したレチフ・ドゥ・ラ・ブルトンヌ(1734-1806)の像があります。
読んだこともなければ、名前さえ知らなかった。
地面に埋め込まれた観光案内の標識、軍服姿の「CADET ROUSSEL」のデッサン。
三角の先端に沿って進むと、歴史的建造物などに辿り着く。
カデ・ルセルはオーセールに実在した人物で、詩人・白髪のガスパールが1792年に作詞した「末っ子ルセル」という歌の主人公。
このブロンズの三角の標識、観光案内所で32,40ユーロで販売中。
カデ・ルセルの像。
像のたもとには犬などの動物も。
多分歌の中に出てくるんでしょうか。
歌もこの人物も知らなかったけど、前もって調べておけばもっと興味を持って観光できたのに。
オーセールの街歩き、まだ続きます。
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