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Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入りの紹介、フランス各地を訪れた旅の記録。
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ロワール・ブルゴーニュの旅⑫Guédelon城

ブルゴーニュの森の中に1997年から13世紀の技術で建築中で、完成予定は2025年のゲドロン城を訪れました。
以下、ゲドロン城についてフランス観光開発機構の紹介文をそのまま掲載します。

「中世の城を、当時の技術と道具だけを使って建設しようというこの前代未聞のプロジェクトは、マスコミでも多く取り上げられ、最初は夢物語かと思われましたが、驚くべき広がりをみせ、現実のものとなりつつあります。

建設中の城砦は、ゲドロン城(Chateau de Guedelon)。石切りや大工など45人の職人が、一切の近代的な手法を使わず、水や土、石、木、砂などを利用し、13世紀の技術をもって25年もの歳月をかけて本物の城砦を建てるというこのユニークな試みは年々話題を呼び、今では年間25万人もの見学者が訪れるブルゴーニュ地方でも最も人気のある観光地の一つとなりました。(2017年で着工20年目)

ゲドロンを訪れれば、7世紀も前の世界を体験することができます。中世の技術をすぐ目の前で見ることができ、採石工、石切り職人、左官、大工、樵、鍛冶屋、馬方、瓦職人、籐細工師、縄職人などの多くの本職の職人が中世の城砦を再現しようというロマンに立ち会うことができます。

建築現場は、体験実習の場でもあります。現場は、夏の間、見学可能で、“職人たち”の情熱的な冒険を共に体験できます。作業に参加できるのは18歳以上で、参加費を払い、宿泊は自分で手配します。誰でも参加できますが、個人での参加は、3日間から最大7日間に限られます。団体での参加は別です。このヨンヌ県の魔法の場所に、是非来てみてください。」







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まるで映画のロケ現場のようです。
ブルゴーニュで採れたオークルの土や石。
城の内部は後で見学するとして、まずは周辺にある作業小屋へ…。




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材木屋から破格の値段で買ったという材木。
硬くて機械では切れなくて売り物にはならないそうで、安くゲドロンに置いて行ってくれるそうだ。





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それを職人が斧で平らにしてゆく、機械で削ったのかと思うほど表面つるつる真っすぐになり、素晴らしい職人技。
使っている斧も製鉄して作ったもの。
全ての道具から手作りして作業。

作業しながら見学人の質問にちゃんと答えてくれます、後から見学する城の内部の天井の梁に掛かった費用はたったの4000ユーロだそう。
職人さんたちはボランティアなので、入場料や寄付のほとんどはゲドロンのレストランや売店で働く社員の給料や材木の仕入れなどに使われるそうで、城の建設は入場料などだけで十分に賄えるらしい。





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先ほどの職人さんが平らに削った木の板で現在小屋を建設中。





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瓦を作っている作業小屋。
近くの池で水を含んだ重たい土を採ってきて、奥の男性が捏ねて、手前の女性が型に嵌めて叩いて型を外す…という作業を繰り返していた。





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瓦を焼くかまど。
1100度の高温で12~16時間焼くそう、一度に4000枚焼けるそうだ。




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かまどに火を起こして最初に入れた瓦は色が濃くて、後から入れた瓦は薄い色に焼き上がるそうだ。
これから城塞のそばに礼拝堂を建設予定なので、そのために瓦作りをしている。




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こちらは石切り職人。
髪型やひげ、服装なんかも中世の時代に生きてる人みたい。





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ゲドロン城の入場料は大人14ユーロ、14~17歳12ユーロ、5~13歳11ユーロ、5歳以下無料となっていて、別料金でガイド付きツアーや色んなアトリエが体験できる。

息子は石切りのアトリエを体験(6、50ユーロ)。
木づちとノミで長方形の石に型を描いた通りに彫っていく。
はじめは難しくて掘り進まなかったけど、木づちとノミの使い方のコツを掴んで1時間ほどで彫り上げたら、オークルで彩色して完成、楽しかったらしい。





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調合して微妙に違うオークルを作っています。
城塞の中の部屋の壁がこのオークルで彩色されていました。




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中世のスープでも煮込んでいるのかと思ったら、染色作業中。





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自然の植物を使って良い色に染めあがっています。
ひもや布類も、植物を育てることからはじめ、繊維を干して織り上げいるそう、気の遠くなる話です。





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土器を作っている小屋。
現在作業中の職人さんはいませんでした。





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鍛冶場、製鉄の作業中。
この日も35度超えの暑い日、作業は大変そうでした。





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石のかまどの左隣には巨大なふいごがあり、職人さんは紐を引いてふいごでかまど内に風を送って火を調整しています。






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馬車に藁を積んでいます。
馬のほかに、豚、ロバがいて、ガチョウや鶏は放し飼いで敷地内を自由に歩き回っている。





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積んだ藁は、ハーブ園に撒かれていました。





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貨幣作りの準備中。
10分後に始めます、とのことだったけど炎天下の中10分待ってられなくて城内に行くことにしたので見学できていない。
秤とかあって面白そうだったけど、暑さには勝てず…。





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いよいよ城塞の中へ…。





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木製の橋を渡ります。





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お濠。
現代に中世の城を再現するなんて凄いの一言です。






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設計図が置いてあってそれに従って石を積み上げていました。
少しずつ形になっていく。







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土を捏ねて瓦を作る、木を削る、石を積み上げる・・・・これらの作業、大人が見ても興味深いし、息子は飽きることなくずーっと見て、また瓦のとこ見たいと戻ったり・・・。
見学時間は、ガイドなしの自由見学で4時間ほど、アトリエ体験やガイド付き見学をすると5、6時間くらい見ておいた方がいいです。






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大きな暖炉がある食堂兼サロン。

天井の梁に使われている木材は、まず長めにノコギリで切って、乾燥すると少し縮むのでそこからまたちょうどいいサイズに切って組み立てていくそう。





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トイレもあります。
もちろん下にそのまま落ちていくタイプ、ブールジュのジャック・クールの館で見たのと同じです。





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オークルで描かれた壁。
素朴でいかにも中世。





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完成まであと8年。
4、5年後くらいにどんな風に変わったかまた訪れたい、もちろん完成後も!
でも建築中の工程作業が面白いので、それが見れなくて完成した城だけの見学だったらあまり興味ないかも?

敷地内にはサンドイッチや飲み物、軽食が取れるところがありますが、大したものは置いてなさそう。
ピクニックスペースもあって、食べ物の持ち込みもOKです。

時期によって閉館時間が異なったり、11月から翌年3月までの冬季は閉まっていますので、訪れる前にホームページのles dates et horaires d'ouvertureで確認を。

Guédelon
http://www.guedelon.fr/

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