Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入り、時々美味しい物も紹介します
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Liverdy-en-Brieのブロカント ランジュ・ド・メゾン

5月26日(日曜)に訪れたのは、リヴェルディ・オン・ブリー。パリの東52㎞。森と田園に囲まれた小さな街です。


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街の入り口付近にある18世紀に建てられたモンソー城(Château du Monceau)。鉄の柵と塀に囲まれてるので、柵越しにズームアップ。





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通りからちらっと見える城の庭園。早朝、霧がかかっていい雰囲気。城内は主に結婚式のパーティーに貸し出されたり、セミナーハウスとして使われているらしい。





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ブロカント会場は、街の運動場。一面、朝露で湿った毛足の長い芝で覆われているので、足元ぐちゃぐちゃ。ここには毎年来てて状況が分かっているので、雨靴代わりのブーツを履いて準備万端!





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ここで見つけたのは、モノグラム(イニシャル)が刺繍されたお手拭きタオル2枚と、麻のトルション(布きん)。

中世の頃から王侯貴族の子女たちは、年頃になると枕カバーや、シーツ、トルション、ナップなどのランジュ・ド・メゾン(食卓や寝具関係の布製品)にモノグラムを刺繍をしたり、レースを編んで縁飾りにしたりして、花嫁道具として持参していた。それを19世紀にブルジョワたちが引き継いで流行させたそうだ。





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フランスの生活についての著書の多い戸塚真弓さんのエッセイの中に、花嫁がどれくらいのランジュ・ド・メゾンを持参していたのか、というくだりがあるので抜粋すると・・・・・、

1800年代の初め頃のパリのデパート、ボン・マルシェのおすすめによると、六組のシーツとふとんカバー、二ダースの枕カバー、三ダースの食卓用のセルヴィエット、三枚のナップ、そのうちの一枚はダマスク織りのものでセルヴィエットも一ダースはこのナップとお揃いにする。二ダースの布巾、一ダースの手ぬぐい、二ダースの洗面用タオル、そして六枚の前掛けである。フランスの昔の主婦はこれらを真っ白に洗い上げ、糊付けしてアイロンをかけ、きちんと折り目をつけてたたんで戸棚の中にしまい、美しく管理することを誇りとしていた。


(世界最初の百貨店ボン・マルシェは1852年にオープンしているので、1800年代中頃か後半、または1900年代の初め頃だと思うのだけど…)

かなりの枚数!これだけ揃えるのは大変だと思う。
相当な年月を経て、ブロカントで扱われるこれらのリネン類は、一度も使用されないまま戸棚の中に眠っていたものも多く、今回買ったトルションも未使用品で1920年頃のものだそうだ。


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売主さんは50代後半くらいの女性で、しっかり糊付けしてピシッとアイロンがかけられた刺繍入りや手編みのレースつきのランジュ・ド・メゾンをトランクの中にたくさんに持ってらっしゃって、一枚一枚大事そうに丁寧に広げて見せてくれた手つきが印象的だった。というのもすべて彼女のお母さんやおばあさんが刺繍されたものだそうだ。

このお手拭き用タオルには、「V」の花文字が刺繍してある。私の苗字もVから始まるので、我が家にぴったり、大切に使わせてもらおう。

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