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Ma Petite Brocante

フランスのブロカントで訪れた街、ブロカントで見つけたお気に入りの紹介、フランス各地を訪れた旅の記録。
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ヨーロッパ文化遺産の日・ジョシニー城

毎年9月の第3週の土日はヨーロッパ文化遺産の日(Journées européennes du patrimoine)。
2019年は9月21,22日、77県のジョシニー城(Château de Jossigny)に行ってきました。




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年に2日、ヨーロッパ文化遺産の日だけしか一般には公開されていません。
数年前から気になっていたのですが、やっと今年見学できました。

Château de Jossigny
1 Rue de Tournan
77600 Jossigny






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1753年にルコント・デ・グラヴィエ家(La famille Leconte des Graviers)の夏の別荘として建てられました。






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玄関ホール。
アポロンやダイアナ、ヴィーナスなどの彫像で飾られている。

入って右手には優雅な階段が1階へと延びていて、上階も見学できると思っていたので後で写真を撮ろうと思っていたら、見学できたのは地上階のサロン2つと食堂、台所だけでした。





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Le grand salon

城の後ろに広がる庭園へ出ることができるフランス窓があるサロン、城の中心部に当たります。
ヴェルサイユ宮殿を設計した建築家マンサールの子孫が設計した城、ロココ調です。
「Le grand salon 大きなサロン」とはいえこじんまりとして小さな部屋。

2つの肖像画は当主、オーギュスタン・ルコント・デ・グラヴィエ(Augustin Leconte des Graviers)とその妻マリー・アンヌ・ド・ブラジュロンニュ(Marie Anne de Bragelongne)。






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Le grand salon

壁の曲線に沿うように作られたカナペは「haricot インゲン豆」と呼ばれています。
布の痛みが気になりましたが、オリジナルのままで修復されていないようです。






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Le salon de monsieur

「Le salon de monsieur ムッシューのサロン」、非公開の当主の寝室に繋がるサロン。
ベッドのような大きなカナペが目を引きます。
壁の肖像画はルコント・デ・ジェルべ家の家族の絵かと思っていたら誰が描かれているのかは不明だそう。






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カードゲーム用のテーブル。
家具や椅子、カナペなどは18世紀半ばに78県のミルモン城(Château de Millemont)から運ばれてきたもの。






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サロンの隣りには食堂。
壁や食器棚の痛みが気になります…。






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食器棚の中の食器、手前はシャンティイ窯の物だと思う。






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バッカスの彫像が乗っているのは料理が冷めないようにするための陶器製の竈、温かい料理を提供するために食堂のすぐ隣には台所が続いています。
19世紀初めには料理すべてをテーブルに一気に並べる「フランス式サービス」は廃れ、温かい料理は温かく、冷たい物は冷たくサービスする「ロシア式」にとって代わりました。






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城の尾翼部分に建っている台所。
2010年に修復されて綺麗です。






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大きな暖炉にはロティスリー用の道具がぶら下がっています。






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91ピースもあるという銅製の鍋のセット。
展示されているのはその一部だけ。






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庭を一回り。
10ヘクタールの敷地にはオランジュリー、果樹園、野菜園、農地などがあったそうだ。






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庭園側から見た城。
左側の尾翼部分が台所、右側に礼拝堂がある。






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礼拝堂そばの中庭には井戸。






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礼拝堂もこじんまりと小さいです。






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ルコント・デ・ジェルヴェ家の人達は皆ここに埋葬されている。

最後の当主ギイ・ド・ロイグ男爵(le baron Guy de Roig)は夏だけでなく1年中ここで過ごし、1975年に亡くなった。
生前の1949年に城を国に寄贈しています。






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城の正面は車道に面していて、車道の向こうには分断されてしまった庭園が続いている。

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2 Comments

マニ― says...""
micaさん、こんばんは。ジョシニ―城へ行かれたのですね。私も行ってみたいけどいつもこの日を逃しています。。お城の敷地を道路が分断しているのも気になっていました。裏に庭園があるのですね。銅製の鍋セットが91ピース!磨くのはたいへんでしょうね!来年こそは行ってみたいものです。
2019.11.10 06:50 | URL | #- [edit]
Mica says..."Re: マニーさん"
マニーさん、こんにちは!
説明不足でした、銅製鍋は展示してあるのはごく一部なんです、所蔵が91ピースらしいのですが、城内に保管してあるのかは?です、キッチンは狭いのですべては展示できなさそうです。
昔の貴族の暮らしが見れる映画やドラマを見ると、使用人が灰とかソーダとか使って手を痛めながら銅製の鍋を洗っていますが、そういうのを想像してしまいました、楽ではなかったでしょうね。
91ピースも要るのかな?ってくらい小さな城です、もっと修復して上階も一般公開されると良いのですが。
2019.11.10 20:00 | URL | #- [edit]

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